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セールスページに、数字は2つしかありませんでした。
「5,000円ベットで680,000円の利益」。 そして、「マーチンも使いませんので10,000円から十分スタート可能です」。
この2つを並べたところで、手が止まりました。
この記事では、商品の良し悪しを言いません。この2つを掛け算と確率で突き合わせるだけです。
どちらもセールスページが自分で出した数字なので、あなたも同じ計算ができます。
まず、68万円を回数に直します
5,000円を賭けて勝つと、いくら増えるか。ペイアウト85%なら、4,250円です。
では、68万円になるまでに何回要るのか。

全部勝ったとしても160回です。 1回も負けずに、160回。
勝率90%なら205回。80%で283回。70%なら461回。
セールスページは「時間がある時にツールを立ち上げる」「後は放置でツールが勝手に稼働します」と書いています。
放置という言葉から受ける印象と、必要な回数は別ものです。 60秒判定で休みなく並べても、160回で2時間40分、461回なら7時間40分ぶんになります。
もう1つの数字と、突き合わせます
同じページに、こう書いてあります。「10,000円から十分スタート可能です」。

10,000円で5,000円ずつ賭けると、1回が資金の半分です。
賭けられるのは2回。 2連敗したところで、資金が無くなります。
つまり、10,000円から始める方は、証拠画像と同じ賭け方ができません。 同じツールを動かしても、見える景色が別のものになります。
ここを取り違えたまま始めると、いちばん惜しい形になります。画像の金額を自分の予想として持ったまま、2回で終わる。 何が起きたのか分からないまま、ツールのせいにするか自分のせいにするかで迷ってしまいます。
では、その2連敗はどれくらいの頻度で来るのか。
2連敗は、何回くらい来るのか

2連敗が起きる確率は、(1−勝率)の2乗です。
勝率90%でも1.00%。 68万円に届くまでの205回の中に、2.0回入っています。
80%なら11.3回。70%なら41.4回です。
資金10,000円で賭けられるのは2回だけなので、最初の2連敗で終わります。
だから、「10,000円から始めて68万円の日を迎える」置き方が、この2つの表のあいだに見つかりません。 片方の数字に合わせると、もう片方が成立しなくなります。
では、10,000円に合うベット額にしたらどうなるか。 資金の1%なら100円です。ベット額が50分の1になるので、回数は50倍。461回 × 50 = 23,050回かかります。
同じ68万円でも、資金が違うと必要な回数がここまで変わります。 金額ではなく回数で見ると、自分に何が起きるのかが先に分かります。
想像してみてください
想像してみてください。
10,000円を入れて、ツールを立ち上げました。 設定は遠隔で済んでいます。
1回目、負け。2回目、勝ち。3回目、負け。4回目、負け。
残高は0円です。 4回で終わりました。時間にして、4分かそこら。
増えるところを一度も見ないまま終わったので、悔しさより先に、ぽかんとします。
ツールが壊れたわけではありません。 勝率70%の置き方でも、2連敗は9%で来ます。11回に1回の出来事が、最初のほうに来ただけです。
ここで、記録があるかどうかで次が変わります。4回では何も分かりません。 合格ラインを超えているかどうかを言うには、40回は要ります。
だから、入れる資金と1回のベット額を先に決めておく。 資金10,000円なら100円。それなら100回続けられます。 増え方は遅いですし、正直に言えばつまらないです。それでも、途中で終わらないほうが後で安心できます。
途中で終わらない置き方にしておくのが、いちばん効きます。 気持ちの問題ではなく、残高が0になったら測定そのものが止まるからです。
いま、その逆をやっていないでしょうか。画像の金額に合わせてベット額を決める。 画像の方の資金はあなたの資金ではありません。
「でも、設定は丸投げでいいと書いてあるのでは」と思われるかもしれません。決めてもらえるのは設定であって、入れる金額とベット額ではありません。 そこは購入した方が決める欄として残ります。
正直に書いておくこと
この商品には、実際に手間を引き受けている部分があります。
設定代行。 販売者が遠隔で設定します。1日1回まで、1回30分程度。期限は無いと書かれています。
LINEサポートは1日何度でも、期限なし。 設定でつまずいたまま、開くのが億劫になって放置する——ツールがいちばん多く終わるのはここです。 そこを人が引き受ける設計になっています。
マーチンを使わないとも書かれています。負けたあとに倍で賭け直す方式は、資金が一気に消える形なので、使わない設計であること自体は資金にとって優しいほうです。
infotopでの販売開始は2021年10月9日。今日で1,800日、4年11か月です。 短命な商材が多いなかで、これは長いほうです。
向かない人を先に書きます

資金10,000円で始めようとしている方。 上の図のとおり、道具の値段が資金の8倍です。1回勝ったときの利益4,250円で割ると、18.8回ぶんの勝ちにあたります。
自分のパソコンを他の人が操作できる状態にしたくない方。 設定が遠隔でおこなわれるので、AnyDesk(エニーディスク)の登録が必要だと動作環境に書かれています。
Windows 11で使う予定の方。 記載されている対応OSはVista・7・8・10までで、11は入っていません。購入前に確認してください。
記録をつけない方。 ここがいちばん大きい。上の表のどの行にいるかは、自分で数えないと出ません。
逆に、設定でつまずいて放置したツールが手元にある方。遠隔で設定してもらえる商品は多くありません。その一点に80,000円を払う、という判断はありえます。
▶ 設定代行とサポートの範囲を自分の目で確かめる(世の中ボロイゼ・80,000円・税込)
バイナリーの合格ラインは1 ÷(1+ペイアウト率)で決まるので、どの業者で回すかが勝率より先に効きます。 考え方は海外FX業者の比較にまとめています。
この記事から購入された方への特典
①必要勝率シート(Excel・自動計算)
ペイアウト率を入れると、その業者での損益分岐点が出ます。このツールでいちばん先に決めるのは、入れる資金と1回のベット額です。 資金とベット額を入れて、何連敗まで耐えられるかを先に見てください。 2回で終わる置き方なら、勝率を測る前に終わります。
②トレード記録シート(Excel・自動集計)
日付・ベット額・ペイアウト率・結果を入れるだけ。実勝率と累計損益が毎月出ます。40回たまるまで、途中の勝率で結論を出さないでください。 4回や10回では、上の表のどの行にいるのかがまだ形になりません。この記事の計算は、あなたの記録で置き換えられます。 そうなったとき、セールスページの68万円はもう見なくてよくなります。
この採点のもとになった調査
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