返金条件に、金額が書いてありました|イサム・デルタFX レビュー

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カートの画面で、手が止まったことはないでしょうか。

金額は決めた。中身も読んだ。それでもボタンの手前で、一度考える。「これ、だめだったらどうなるんだろう」

だめだったときのことが書いていないから、迷います。買うのが不安なのではなく、引き返せるかどうかが分からないのが不安です。

そこが知りたくて、FX教材20本の返金条件を全部読みました。

成果に対する返金保証があったのは、2本だけでした。

20本の返金の書き方を4分類し、期間と金額の両方が入っているのは1本だけであることを示した表

多数派は14本の「一言も書いていない」です。有るとも無いとも読めません。

そして2本のうち、条件に金額まで入っていたのは、この教材だけでした。


目次

3ヶ月・30万円

セールスページに書かれている条件です。

3ヶ月以上実践して30万円以上の利益が得られない場合、全額返金

期間と金額の両方が入っています。「効果がなければ返金」のような、後から解釈が割れる書き方ではありません。

42,800円を払って、3ヶ月やって、30万円に届かなければ返ってくる。 判定できる形になっています。

判定できるということは、割り算ができるということです。

30万円を3ヶ月・20営業日・1日10回で割ると1回500円になる分解

セールスページが書いている頻度(5通貨ペアで1日約10回)で割ると、3ヶ月で600回。1回あたり500円です。

1回500円をドル円1万通貨の1pips=100円で割ると5.0pipsになる計算

1万通貨で回すなら、1回あたり平均5pips。 利確は平均30〜100pipsと書かれています。

これが、この返金条件の正体です。金額が書いてあるから、ここまで割れます。 「効果がなければ返金」では、1マスも割れません。

ここで、正直に引っかかるところも書いておきます。

「3ヶ月以上実践して」の中身は、販売者が判断します。 何をもって実践とするかは書かれていません。サインを無視した日が何日かあったら、それは実践に入るのか。気になります。

条件が具体的なのに、その条件を満たしたかどうかの判定が相手側にある。 ここが惜しいところです。

それでも、20本のなかではいちばん具体的でした。「効果がなければ返金」としか書いていない教材と比べると、こちらは何を目指せばいいのかが分かります。


手法

5分足です。デルタサイン(矢印)とデルタEV(赤青ラインの色)が一致した時点で入ります。判断を渡すタイプです。

損切りはデルタEVラインの下。利確はデルタEVを抜けたとき、または三角形をブレイクしたとき。平均で30〜100pipsと書かれています。

頻度は1通貨ペアで1日1〜2回、5通貨ペアで1日約10回。

主張されている勝率は91.8%(バックテスト成績)。


91.8%の読み方

このサイトでは、FX教材をこの式で採点しています。

合格ライン =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)

91.8%が高いか低いかは、この合格ラインと比べないと決まりません。

そして、この教材では計算できません。 利確は30〜100pipsと書かれていますが、損切り幅が書かれていないからです。「デルタEVラインの下」という位置の指定はありますが、それが何pipsになるかは相場によって変わります。

私は20本を「勝率とリスクリワードの両方を書いているか」で採点していて、この教材は片方だけのB級です。

利確が30〜100pipsと広いので、損切りが同程度なら合格ラインは50%前後、損切りが半分なら30%台になります。91.8%はどちらの場合も上回りますが、それは損切り幅を仮定した話です。

そして、その計算をしなくても済む唯一の理由が、返金条件です。 3ヶ月やって30万円に届かなければ返ってくるなら、合格ラインの計算は結果で置き換えられます。


想像してみてください

想像してみてください。

3ヶ月後の夜、あなたはシートを開いています。取引は600回。集計はもう出ています。

そこに出ている数字が30万円を超えていたら、返金の話は消えます。うれしい悩みです。

超えていなかったら、どうなるか。 42,800円が返ってきます。3ヶ月ぶんの記録も手元に残ります。サインが出た600回ぶんの、あなた自身のデータです。

どちらに転んでも、分からないまま終わることがありません。

いま、その逆をやっていないでしょうか。買った教材が合っていたのかどうか、集計しないまま次を探す。あの繰り返しが、いちばん惜しい使い方です。


買わないほうがいい人

サインが出ない日に自分で入ってしまう方。 サインが来ない日が続くと、画面の前がしんどくなります。そこで1回入ってしまうと、返金条件の「実践した」を主張しにくくなります。サイン型はサインだけで回して、初めて成績が測れます。

3ヶ月続けられない方。 返金条件の前提が期間です。1か月でやめると、この教材のいちばん良いところを捨てることになります。

逆に、返金条件を判断材料にしたい方。20本のなかで、条件がいちばんはっきりしていました。

▶ 条件を読むとわかります。返金に金額が入っている1本(イサム・デルタFX・42,800円・税込)


この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

この教材は損切り幅を公開していないので、買ったあとに実際の幅を入れて確かめてください。 利確30pipsのときと100pipsのときで合格ラインがどれだけ違うかも見られます。早見表つき。

②サイン検証シート(Excel・自動集計)

出たサインの日付・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。実勝率が91.8%に届いているか、そして3ヶ月で30万円のペースに乗っているかが集計で出ます。返金を申請する場合の記録にもなります。

この採点のもとになった調査

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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