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3万円の教材を買ったあとで、同じ内容の本を書店で見つけたことはないでしょうか。
あのときの、買わなければよかったという気持ち。金額そのものより、知らずに払ったことのほうが悔しい。
先に書いておきます。この教材の理論は、本屋で買えます。
隠されているわけではありません。セールスページが、自分でそう書いています。
ボブ・ボルマン(著)『FXスキャルピング 』
パンローリングから出ている本です。400ページ以上あります。ページには「ボブボルマンスキャルピングをそのまま実践することも勿論可能」とも書かれています。
そして値段は1つではありません。33,333円・55,555円・77,777円の3段階があります。
では、それぞれ何に払うのか。そこだけを書きます。
本で手に入るものと、そうでないもの

本のほうには、考え方が全部入っています。70ティックチャートと20EMAだけを見るという設計。7つのセットアップ(DD/FB/SB/BB/RB/IRB/ARB)。騙しのブレイクを見送る根拠。
セットアップの名前まで、セールスページに書いてあります。
ツールのほうにあるのは、それを実際に回すための部品です。
70ティック足を描くこと。 MT4には時間足しかありません。ティック足で見るという前提そのものが、標準の環境では成立しません。
可変ストップ。 原著のストップとリミットは基本的に固定pipsだ、とページは書いています。それを直近の高値安値を基準に動かす形へ変えています。
ワンクリック発注。 秒単位で入って出る売買で、操作にかかる時間を削ります。
理論に払うのではありません。理論を実行できる状態に払う教材です。
3つの版で、増えるのは「速さ」です
セールスページの商品ラインナップに、差がはっきり書かれています。
通常版(33,333円) は「必要最小限の機能に限定したバージョン」。70ティック足と可変ストップ、ワンクリック発注はここに入っています。
SP版(55,555円) は、そこに自動エントリー機能が付きます。シグナルが出た瞬間に、手動より確実に早く入れます。
EX版(77,777円) は、SPの自動エントリーに加えて機能がもう1段。ただし1通貨ペア限定で、3通貨ペアまでの同時運用は別扱いです。インジケーターを自動売買化するEA(HyperSignTrader)も付属します。
差額はどちらも22,222円です。 そして買っているのは、両方とも速さです。
ここで、当サイトが毎回書いていることを置きます。必要勝率の式に、入るのが速いかどうかは入っていません。
必要勝率 =(損切り幅 + スプレッド)÷(利確幅 + 損切り幅)
速く入れても、合格ラインは1ポイントも下がりません。
では22,222円は無駄かというと、そうではありません。70ティック足のスキャルでは、シグナルから約定までのズレがそのまま利確幅と損切り幅を削ります。 利確3pipsの手法で1pipsズレたら、それだけで33%です。
自動エントリーが買っているのは、勝率ではなく「設計どおりの幅で入れること」です。下の表のとおり、幅が小さいほどそこが効きます。
秒速スキャルでは、口座が合否を決めます
ここは、あとから気づくと惜しい部分です。手法が合っていても、口座で足を引っぱられます。
ここからは当サイトの計算です。
必要勝率 =(損切り幅+スプレッド)÷(利確幅+損切り幅)

利確3pips・損切り3pipsで回すなら、スプレッド0.3pipsでの合格ラインは55.00%です。
同じ設定で、スプレッドが1.5pipsに開くと75.00%になります。20ポイントです。
幅を10pipsまで広げると、同じ開きでも6.00ポイントしか動きません。幅が小さいほど、口座の差がそのまま成績になります。
面白いのは、このシステムがそこに機能で対処していることです。スプレッドが開いた時間帯に、サブのブローカーへ素早く切り替えられる、とページに書かれています。
販売者は、上の表と同じことを知っています。 口座を2つ用意する前提になっているのは、そのためです。
買う前に確認するのは、この3つだけです
手法の良し悪しより先に、決まってしまうものがあります。

いちばん大事なのは1つ目です。このシステムはMicrosoft Excelが必須で、64bit版では動きません。
Q&Aには、エクセル2002〜2016の32bit版に限定、と書かれています。動作が軽いので2002か2003を勧める、ヤフオクなら1000〜2000円で落札できる、とも。
あなたのパソコンに入っているエクセルが何bitか、先に確認してください。 そこで動かないなら、手法の話は始まりません。
ここまで環境の条件がはっきり書いてある教材は、当サイトが読んだなかでは他にありません。書いてあるのは親切ですが、条件が軽いという意味ではありません。
成績の出し方が、他と違います
読んでいて安心できるのは、こういう出し方をしている教材です。
「直近の成績」のページには、システムの損益グラフが置かれています。縦軸はpipsです。
そして、その下にこう書かれています。
冒頭に派手な獲得収益を掲載した商材の販売HPや、メルマガ発行者……
販売者が、同業の見せ方を自分から批判しています。
さらに、こうも書かれています。
本システムにおきましては今後、第三者が客観的に確認できる形での立証も検討しております。
「まだ立証できていない」と自分で書いている、ということです。
当サイトはインフォトップの投資教材26本を採点しましたが、未達成のことを未達成と書いている販売ページは、ほとんどありませんでした。
数字が足りていないのは事実です。ですが、足りていないと書く販売者は珍しい。そこをどう読むかは、あなたの判断です。
想像してみてください
想像してみてください。
朝9時。エクセルとMT4が立ち上がっています。画面には70ティックのチャートが流れています。時間ではなく、取引が70回起きるたびに1本増えるチャートです。
静かな時間帯は、ローソク足がなかなか増えません。動き出すと、急に増えます。
Beep音が鳴ります。7通貨のどこかで勢いが出た合図です。あなたはセットアップの形を確認して、ワンクリックで入ります。
数十秒後、決済されています。取れたのは3pips。
それを、11時まで。夕方にもう一度。
これは「空いた時間にやる投資」ではありません。その2つの時間帯に、椅子に座っていられる人のための教材です。
向かない人を先に書きます
ここで、こう思われたかもしれません。「本で足りるなら、買う必要はないのでは」
理論だけならそのとおりです。払っているのは理論ではなく、70ティック足と可変ストップという実行環境です。本を読んでも、その環境は手に入りません。そこに値段をつけるかどうかだけの話です。
エクセルの32bit版を用意できない人には、向きません。 ここが最初の関門です。
口座を1つで済ませたい人にも、向きません。 スプレッドが開いたときの切り替え先が前提に入っています。
通勤中にスマホで、という人にも向きません。 エクセルとMT4を動かしたパソコンの前が仕事場です。
「証明された数字を見てから」という人にも、いまは向きません。 販売者自身が、第三者による立証は検討中だと書いています。
向くのは、本を読んで「これは分かる」と思ったのに、ティック足を描けなくて止まった人です。 その1点のために作られた道具です。
33,333円から77,777円が、どれくらいの重さか
infocartでの表示は、PDF2ページ(そこに書かれた手順でダウンロードする形式)。2016年の発売から10数回のバージョンアップが行われ、最新版は無償配布とページに書かれています。
1万通貨に直すと、通常版が333pips分、SP版が556pips分、EX版が778pips分です。
利確3pipsで取っていくなら、通常版で純粋な勝ち越しが111回、EX版で260回。5pipsなら67回と156回です。
それだけの回数を回す前提の道具だ、ということでもあります。 数回で取り返す設計ではありません。
まず、エクセルのbit数を確認してください。そこが通れば、次は本を先に読むという手もあります。
まず1本なら、通常版で足ります。 70ティック足も可変ストップもここに入っていて、自動エントリーは「速さ」だけの差です。自分の手で押して、幅が設計どおりに入るかを確かめてから上げてください。
▶ 70ティック足と可変ストップを、動く形で手に入れる(通常版・33,333円・税込)
自動エントリーまで入れるならSP版(55,555円)、1通貨ペア限定の追加機能と自動売買化EAまで欲しければEX版(77,777円)です。最新版へのバージョンアップは、どれも無償と書かれています。
この記事から購入された方への特典
①必要勝率シート(Excel・自動計算)
損切り幅と利確幅を入れると、その置き方の合格ラインが出ます。スプレッドの欄があります。
上の表は3pipsと5pipsと10pipsしか載せていません。あなたが実際に使う幅と、あなたの口座のスプレッドで引き直してください。 メインとサブ、2つの口座で比べると、切り替える価値が数字で出ます。
②トレード記録シート(Excel・自動集計)
日付・通貨・方向・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。実勝率と平均リスクリワードが毎月出ます。
販売者が「第三者による立証は検討中」と書いている以上、いま手に入る唯一の証拠は、あなた自身の記録です。
利確幅が狭い手法ほど口座で合否が動きます。業者ごとの実測は海外FX業者の比較にまとめてあります。必要勝率の考え方そのものは、売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていませんへ。同じインフォカートで、勝ちと負けの平均を公開している教材はスーパースキャルピング225です。
この採点のもとになった調査
売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果
