エントリー手法が36通りあります|無限FX pro レビュー

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相場が変わった月の、あの感じを覚えているでしょうか。

先月まで取れていた手法が、急に当たらなくなる。やり方は何も変えていません。 それでも外れる。

「腕が落ちたのか」と思い始めて、少しずつロットを落とす。落とすと、当たったときも小さい。取り返せないまま月が終わる。あれがいちばん、気が重い1か月です。

FX教材20本を読み比べて、いちばん多かった売り文句は「絞る」でした。

インジケーターを消す。時間足を1つにする。判断を1つにする。足すのではなく引くほうが、いまの教材の主流です。

この教材は、正面から逆をやっています。

エントリー手法が36通り。 ストップの置き方が2種類、利益確定が3種類。掛けるとこうなります。

36通りのエントリーにストップ2種と利確3種を掛けて216通りになる計算

216通り。 数だけ見ると、うんざりする方もいるはずです。


目次

多いことに意味はあるのか

まず、多さそのものは価値ではありません。使い切れなければ、選択肢は迷いに変わります。

意味が出るのは、相場が変わったときに手を替えられる場合です。

このサイトでは、合格ラインという考え方を使っています。

合格ライン =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)

その手法が勝ちに変わる最低ラインです。ここで効くのが、利確と損切りの比率をどこに置くかです。

利確を損切りの1倍・2倍・3倍に置くと合格ラインが50.75%から25.38%まで下がる表

損切りの3倍に置けば、100回のうち26回で足ります。同じ幅なら51回が要ります。

動きが大きい時期は遠くに置けます。小さい時期は近くに置くしかありません。利益確定が3種類あるというのは、この行を移れるという意味です。

手法が1つしかない教材は、この列を選べません。 相場が合わなくなったら、待つか、外れるかのどちらかです。

冒頭の「先月まで取れていたのに」は、腕が落ちたのではなく、行を移れなかっただけかもしれません。


ただし、36を使い切る人はほとんどいません

購入者の実例として、セールスページには月2〜3回という数字が出ています。

36通りの手法があって、実際に入るのは月に2〜3回。これは矛盾ではなく、36のうち条件が揃うものがその月にそれだけしかなかったということです。

裏を返すと、36通りを覚えなくても回ります。自分に合う3つか4つを見つけて、残りは使わなくてもいい。多さは在庫であって、ノルマではありません。

ただ、ここに1つ代償があります。「合う3つ」を見つけるのに、どれくらいかかるのか。

合格ラインを10pt上回るか判定する100回を年30回のペースで割ると3.3年かかる計算

月2〜3回のペースだと、3.3年です。

正直、長いと感じるはずです。ただしこれは教材の欠点ではなく、回数が少ない手法そのものの性質です。取引が少ないほど、合っているかどうかを数字で言えるまでに時間がかかります。

そこを承知で在庫を持つか、回数の多い手法を選ぶか。 分かれ目はそこです。


正直に書いておくこと

このセールスページには、具体的なpips数が一切書かれていません。 ストップの位置が2種類あることは書いてありますが、それが何pipsなのかは書かれていません。利益確定の3種類も同じです。勝率の数字もありません。

私は20本を「決済ルールを公開しているか」で採点していて、この教材はC級です。必要勝率が計算できません。

そしてもう1つ。返金について、こう書かれています。

返金保証は付いておりません

20本を調べて、返金がないことを自分から明記していた教材は4本だけでした。多数派は、返金について一言も書いていません。書いていないほうが、買う側から見れば分かりにくい。明記している側です。


想像してみてください

想像してみてください。

動きが小さい月です。あなたは記録シートを開き、先月まで使っていた「損切りの3倍」を閉じます。当たらないのが分かっているからです。

かわりに「損切りと同じ幅」に替えます。合格ラインは50.75%に上がりますが、当たる回数も増えます。

替えただけです。 腕は何も変えていません。

いま、その逆をやっていないでしょうか。同じ置き方のまま待ち続けて、当たらない月を「調子が悪い」で片づける。 調子ではなく、置き方が相場と合っていないだけかもしれません。


買わないほうがいい人

手順を1つだけ渡してほしい方。 36通りから自分で選ぶ設計なので、真逆です。「これをやってください」と言われたい方には向きません。

すぐ結果が欲しい方。 上の計算のとおり、判定できる回数が貯まるまで年単位です。待っている間はずっと不安なままになります。

逆に、1つの手法を買っては相場が変わって使えなくなる、を繰り返してきた方。在庫を持つという発想は、その繰り返しに対する一つの答えです。

▶ 216通りを在庫として持つ。相場が変わっても替えられます(無限FX pro・39,700円・税込)


この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

36通りのどれを使うかを決めるための道具です。 損切り幅と利確幅を入れると、その置き方の合格ラインが出ます。3種類の利益確定を並べて比べれば、いまの相場でどれを選ぶべきかが数字で出ます。早見表つき。

②トレード記録シート(Excel・自動集計)

使った手法・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。36通りのうち、自分が実際に勝てているのはどれかが集計で出ます。在庫を絞り込むための記録です。月ごとの取引回数も出ます。

この採点のもとになった調査

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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