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3か月やって、勝率は悪くない。なのに、口座は増えていない。
明細を見ても、どこで消えたのか分かりません。「腕の問題なのかな」と思って、手法の勉強に戻る。そこがいちばん惜しいところです。
同じ教材でも、口座が違えば合格ラインが違います。
そして、その差がどれくらい効くかは、手法ではなく利確幅で決まります。
FX・投資の教材を26本、ひとつの式で採点してきました。今回はその結果を、1枚の表に並べます。
使う式は、1つだけです
必要勝率 =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)
その手法が勝ちに変わる最低ラインです。合格ラインと呼びます。
ここに入るのは3つだけ。損切り幅、利確幅、コスト。手法の名前も、時間足も、通貨も入りません。
だから、種類の違う教材でも同じ土俵に並べられます。
口座を変えると、合格ラインはこう動きます
当サイトはドル円の実効コストを口座ごとに実測しています。いちばん狭い口座で0.20pips、広い口座で1.12pips。差は0.92pipsです。
この0.92pipsが、合格ラインを何ポイント動かすか。

利確5pipsなら9.20ポイント。利確150pipsなら0.46ポイント。
狭く取る人ほど、ここを知らないまま損をしています。
同じ0.92pipsが、20倍の重さになります。
狭く取る手法ほど、口座が成績に食い込みます。逆に、広く取る手法では口座の差はほとんど見えません。
「どの口座を使うか」は、全員に効く話ではありません。狭く取る人にだけ効きます。 広く取る人が気にしても、心配のしどきが違うだけです。
7本を、同じ式で並べました

合格ラインは、いちばん狭い口座(実効0.20pips)で統一して計算しています。
上から下へ、合格ラインが14.60%から54.05%まで並びます。
この差を作っているのは手法の優劣ではありません。決済をどこに置くかだけです。
利確54pips・損切り9pipsのFX-naviは、100回のうち15回当たれば足ります。利確3pipsのボルマン理論FXは、2回に1回強が要ります。
同じ「勝てる手法」でも、要求されるものがまったく違います。
「余裕」は、口座で削られます
セールスページに勝率が出ている教材なら、合格ラインとの差が計算できます。それを余裕と呼びます。

余裕がいちばん大きいのはモンスタースキャルFXで、+29.9ポイント(80.89%に対して合格ライン51.00%)。
ぷーさん式FX 炎が+13.5ポイント、Zephyrが+11.1ポイントと続きます。
そして下3本が、口座を間違えたときに合格ラインが上がる幅です。利確3pipsなら15.33ポイント。
上の余裕と、同じ桁です。
利確を狭くするほど勝率は上がりますが、上がった勝率のぶんを、口座がそのまま持っていく構造になっています。
想像してみてください
想像してみてください。
あなたは教材を買いました。書いてあるとおりに、利確5pips・損切り5pipsで回します。
3か月やって、勝率は56%でした。悪くない数字です。 続けてよかった、と思います。
ですが、あなたが使っている口座の実効コストが1.12pipsなら、合格ラインは61.20%。5.2ポイント足りません。手元は減っています。
同じ56%で、実効0.20pipsの口座なら、合格ラインは52.00%。4ポイントの黒字です。
手法も、あなたの腕も、1ミリも変わっていません。 変わったのは口座だけです。
冒頭の「腕の問題なのかな」は、ここで消えます。 消えないと、合っている手法を捨てて次を買うことになります。
どこから決めるか
ここで、こう思う方もいるはずです。「口座を変えるのは面倒だ」
その感覚は正しくて、利確が広い人には、実際にやる価値がありません。 利確20pipsより広いなら差は2.3ポイント以下で、口座を移す手間に見合いません。
利確10pips以下の人だけ、話が変わります。
まず、利確幅を決めてください。 それで合格ラインが決まります。
次に、その合格ラインに対して余裕のある教材を選んでください。 上の表で、出ている勝率と合格ラインの差を見ます。
最後に口座です。 ただし、利確が20pipsより広いなら、口座の差は2.3ポイント以下。そこまで神経質にならなくて構いません。
利確10pips以下で回すなら、口座は手法と同じくらい重い決定です。
数字が出ている7本のなかで、合格ラインに対する余裕がいちばん大きいのはモンスタースキャルFXでした。利確10pips前後で、口座の影響は4.60ポイント。余裕29.9ポイントに対して、まだ十分に残ります。
▶ 数字を並べるとわかります。余裕がいちばん大きかった1本(モンスタースキャルFX・54,780円・税込)
利確を狭く取ると決めたなら、口座のほうを先に片付けてください。後回しにすると、毎月少しずつ削られたぶんが積み上がって、あとから見ると惜しい金額になります。実効コストは海外FX業者の比較に口座ごとの実測で載せてあります。
この記事から購入された方への特典
①必要勝率シート(Excel・自動計算)
損切り幅・利確幅・スプレッドを入れると、合格ラインが出ます。
上の表は実効0.20pipsで統一しています。 あなたの口座の実効コストを入れて引き直せば、この記事の表があなた専用の表になります。
②トレード記録シート(Excel・自動集計)
日付・通貨・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。実勝率と平均リスクリワードが毎月出ます。
余裕は、合格ラインとの差です。 差が縮んだ月があれば、それは手法ではなくコストが動いたのかもしれません。両方を同じ紙の上で見てください。
個別の検証は各記事にあります。モンスタースキャルFX/スキャルピングプロ/FX-navi/ぷーさん式FX 炎/ボルマン理論FX/スーパースキャルピング225/Zephyr。採点の全体像は売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていませんへ。
この採点のもとになった調査
売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果
