セールスページが、自分で必要勝率を計算していました|LogicalFX レビュー

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セールスページを読んでいると、だんだん疲れてきます。

勝率9割。月収100万円。数字はいくらでも大きくなる。 そのうち何を見ても同じに思えてきて、「結局どれも同じか」と感じて閉じてしまう。

20本を読み比べて、いちばん驚いたのはこの教材でした。

売る側が、自分から不利な数字を出しています。 目を疑って、2回読み直しました。


目次

「5.5割以上あればトータルでプラス」

このセールスページには、勝率8割以上、7割以上という数字が出てきます。ここまでは、よくある書き方です。

そのすぐそばに、こう書かれています。

スプレッドを考慮すると、5.5割以上の勝率があればトータルでプラス

読み飛ばしそうな1行ですが、これは必要勝率の説明です。

このサイトでは、FX教材をこの式で採点しています。

合格ライン =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)

その手法が勝ちに変わる最低ラインです。開示で採点した20本のうち、この考え方を自分から書いていたのは、この教材だけでした。

そして、この1行からはもう1つ読み取れます。

セールスページの5.5割から逆算すると前提コストは1.0pipsで、0.20pipsの口座なら51.0%まで下がる計算

1対1・損切り10pipsで合格ラインがちょうど55.0%になるコストを逆算すると、1.00pipsでした。

つまりこの「5.5割」は、広めの口座を前提にした数字です。当サイトがドル円で実測した最も狭い口座は0.20pips。そこで引き直すと、合格ラインは51.0%まで下がります。

売る側が、自分を不利なほうに見積もっています。 逆はよく見ますが、この向きの誤差は他に見ませんでした。


なぜこれが珍しいのか

勝率8割と書いた瞬間、普通は「だから勝てます」で終わります。合格ラインを併記すると、8割がどれだけ余裕なのかが読者に計算されてしまうからです。

計算されて困る教材は、書きません。

よくある売り方とこの教材の売り方を、合格ラインと返金の記載で比べた対比

実際、20本のうち勝率とリスクリワードの両方を出していたのは4本だけで、どちらも書いていない8本が売上の8割を占めています。

この教材は、書いても平気だと判断した側です。その差を、読者に計算させています。

ここで引っかかる方もいるはずです。「正直なのは分かった。でも、正直だから勝てるわけじゃない」

そのとおりだと思います。開示は、中身の保証ではありません。 開示が保証するのは、買う前に自分で計算できることだけです。ただ、計算できないものは、うまくいかなかったときに何が悪かったのかも分かりません。そこが違います。


手法そのもの

水平線を引いて、そこでの押し目買い・戻り売り、あるいはブレイクアウトを取ります。

「波の止まりを事前に予測する」という言い方で、どこで止まるかを先に決めてから待つ設計です。実践の動画では15分足が使われています。

利確と損切りは1対1に設定する、と書かれています。合格ライン51.0%に対して、勝率7〜8割を狙う形です。

口座と勝率の組み合わせで、全部並べました。

口座の実効コスト4段階と勝率70%・80%を組み合わせた余裕の表

いちばん悪い組み合わせ(最も広い口座 × 勝率7割)でも、14.4ポイント余ります。

この表が作れること自体が、この教材の中身です。残り16本では、1マスも埋まりません。


正直に書いておくこと

返金保証はありません。 セールスページに、こう明記されています。

電子媒体という特性上、大変申し訳ございませんが、返金保証は設けておりません

20本を調べて、返金がないことを自分から書いていたのは4本だけでした。多数派は返金について一言も触れていません。書かないより、書いている側です。

もう1つ。損切りの具体的なpips数は書かれていません。 「エントリー前に損切りポイントを決めておく」という記述までです。水平線の位置で決まるので、相場ごとに変わるという設計だと読めます。


想像してみてください

想像してみてください。

3か月後、あなたはシートを開いています。引いた線は210本。取れたのは131回。 勝率62.4%です。

セールスページが言う「7〜8割」には届いていません。一瞬、落ち込みます。

ですが、使っている口座は実効0.20pips。1対1での合格ラインは51.0%。11.4ポイント上です。

届かなかったのに、増えている。 この落差を先に知っているかどうかで、3か月目にやめるか続けるかが変わります。

いま、その逆をやっていないでしょうか。謳い文句に届かないことを失敗だと感じて、やめる。 合格ラインが手元に無いと、足りているのか足りていないのかの判断そのものができません。


買わないほうがいい人

線を引くのが苦手な方。 この手法は水平線がすべてです。どの高値と安値を使うかで、止まる位置の予測が変わります。最初のうちは、引くたびに迷います。 ここは繰り返しでしか身につきません。

勝率だけで教材を選びたい方。 この教材の良さは、勝率8割そのものではなく、8割を合格ラインと並べて出していることにあります。数字の意味に興味がなければ、この良さは伝わりません。

逆に、「勝率90%」と書いてある教材を買って、大きな1回で全部返してきた方。あのときの悔しさは、勝率が足りなかったからではありません。足りているかどうかを測る線が、手元に無かったからです。

合格ラインという考え方は、その繰り返しを止めるための道具です。この教材は、それを売る側が自分で説明しています。

▶ 1行読むとわかります。売る側が合格ラインを書いた1本(LogicalFX・38,000円・税込)

そして、買う前に口座を決めてください。 セールスページの5.5割を51.0%まで下げるのは、あなたの側でできます。実効コストは海外FX業者の比較に口座ごとの実測で載せてあります。


この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

セールスページが言う「5.5割」を、自分の損切り幅で計算し直せます。 水平線の位置で損切り幅が変わる手法なので、幅ごとに合格ラインがどう動くかを見られます。早見表つき。

②トレード記録シート(Excel・自動集計)

引いた線・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。実勝率が5.5割を超えているかが毎月出ます。月ごとの取引回数も出るので、線が引けない日に無理に入っていないかも分かります。

この採点のもとになった調査

売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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