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この講習のセールスページには、公開トレードの成績が年ごとに並んでいます。
2022年は108戦108勝。勝率100%です。
先に、私の数字を出します。
私は勝率88%で、86,737円を失いました
書いていて、いまも少し情けない数字です。勝率だけ見れば上出来なのに、口座は減っていました。あのときの不思議な気持ちは、いまでも覚えています。

2026年8月、実弾でスキャルピングを25回転させました。利確は3pips前後です。
22勝3敗。勝率88.0%。
勝ちの合計は45,939円。1回あたり2,088円です。
負けは3回だけでした。−57,379円、−48,985円、−26,312円。
合計で−86,737円です。
勝率を上げること自体には、成功していました。 88%は、私がそれまでに出したどの数字より高い。
それでも足りませんでした。
足りているかどうかを決めるのは、勝率ではありません
私の記録では、1回の負けが勝ち21.2回分でした。
その形で水面上に出るには、95.49%が要ります。88.0%では7.49ポイント足りません。
この関係は、勝率の側から書き直せます。

必要勝率 =(1回の負け)÷(1回の勝ち+1回の負け)
負けが勝ち1回分なら、50.00%でいい。10回分なら90.91%。99回分なら、99.00%です。
つまり——
「勝率99%」というのは、1回の負けが勝ち99回分までなら黒字、という意味です。
手法がどれだけ優れているかを言っている数字ではありません。勝ちと負けの大きさが分からないと、勝率だけでは水面のどちら側かが決まりません。
108戦108勝という数字を見たときに、まず知りたいのはそこです。
この講習が出しているもの、出していないもの

出ている側から書きます。ここは正直に評価します。
2019年から2022年まで、公開したトレード数と勝敗が実数で並んでいます。30戦29勝、103戦102勝、136戦135勝、108戦108勝。
そして、その全部がX(Twitter)に投稿日時つきで残っているとページは書いています。どちら側で入るか、どこまで追加するか、どこで解消するかを、事前に投稿している形です。
当サイトはインフォトップの投資教材26本を採点しましたが、勝敗を実数で、しかも後から書き換えられない場所に置いている販売者は、ほとんどいませんでした。
出ていない側は1つです。1回の勝ちと1回の負けの平均額。 ここが無いので、上の表のどの行にいるかが読者には決まりません。
ただし、損切りの上限は書いてあります
ここが分かると、少し安心できます。金額で上限が書いてあると、最悪がどこまでか先に見えるからです。
Q&Aにこうあります。
こちらの提示するルールに従って「損切」を行って頂ければ、一度の売買で資金の10%を超える損失は
1回の負けの上限が、資金の10%。 ここは数字が出ています。
そこから逆算できます。勝率99%で収支をトントンにするには、1回の勝ちが資金の0.101%あればいい。
100万円の口座なら、1回1,010円です。
この講習が売っているのは「大きく勝つこと」ではありません。 小さく何度も勝って、10%の損切りが来る頻度を100回に1回まで下げること。そういう設計だ、と数字が言っています。
だから、確かめるべきは1つだけです。その10%の損切りが、本当に100回に1回で済むのか。
私の場合は、25回に3回でした。
想像してみてください
想像してみてください。
あなたの口座は100万円です。ルールどおりに入って、1,000円取れました。翌日も1,000円。その翌日も。
20日続けて、2万円増えています。 悪くありません。
21日目、思っていた範囲を外れて相場が動きます。ルールどおり損切りします。−10万円です。
20日分の利益が、一度で消えて、まだ8万円足りません。
そのあと、あなたは翌日また1,000円を取りにいけますか。
これが「勝率99%」の中身です。99%は、あなたが100日連続でそれをやり続けるという意味でもあります。
私は、25回目で手が止まりました。
向かない人を先に書きます
ここで引っかかる方もいるはずです。「勝率99%を掲げている時点で、読む価値がないのでは」
そうとも限りません。勝率が高いこと自体は悪くないからです。高い数字を見ると不安になりますが、その不安は数字そのものに向けても解けません。問題は、その勝率が足りているかどうかを判定する線が添えられているかだけ。添えてあれば、99%でも90%でも同じように採点できます。
向かない人を先に書きます
含み損に耐えられない人には、向きません。 「変動範囲内でポジションを追加する」設計だとページに書かれています。入った直後に含み損を見る時間があります。
FXしかやらない人にも、向きません。 対象はビットコインの相場で、推奨されているのはbybitという海外の取引所です。
受講してから決めたい人にも、向きません。 資料提供後の返金は不可と明記されています(資料提供前ならキャンセル可)。
そして、550,000円が生活資金から出る人には向きません。 この講習が上限とする「資金の10%」に550,000円が当たるのは、資金が550万円ある人です。
向くのは、勝率を上げる努力を一度やり切って、それでも負けた人です。 そこまで来た人にだけ、上の表の意味が分かります。
550,000円が、どれくらいの重さか
対面形式が550,000円(税込)、通信形式が440,000円。どちらも30日間の継続講習が付き、その期間はトレードポイントがSkypeチャットで随時共有される、とページに書かれています。
私の実測でいえば、550,000円は負け1回(−44,225円)の12.4回分です。
そして先ほどの計算でいえば、資金550万円の人の、損切り1回分と同じ額です。
この金額を「1回の損切り」として払えるかどうか。 そこが判断の分かれ目になります。払えないなら、その資金量ではまだこの講習の外側です。
▶ 4年分の公開トレード記録を、講習の中身ごと確かめる(対面550,000円・通信440,000円/30日の継続講習つき)
この記事から購入された方への特典
勝率の早見表(PDF・全4ページ)
「1回の負けが勝ち何回分か」から必要な勝率を引く表と、その逆引き——勝率から、許される負けの大きさを引く表を入れてあります。
上の記事に載せたのは6行だけです。この表は、その間を全部埋めてあります。
受講したら、最初にやることを決めておいてください。自分の勝ちの平均額と、負けの平均額を数えることです。 勝率ではありません。その2つが決まれば、あなたが水面のどちら側にいるかは、その場で出ます。
私は、それを数えるのが25回目になってからでした。先に数えていれば、86,737円は減らせたはずです。
勝率という指標そのものについては、売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていませんにまとめてあります。同じ「勝率を上げる」でも、バイナリーだけは事情が違います(Zephyr)。
この採点のもとになった調査
売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果
