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この教材は、手法の話をなかなか始めません。
かわりに、2つ質問してきます。
「あなたはどのくらいの額まで損切ができますか?」
「その額の損切を無感情で10回繰り返すことができますか?」
最初に来るものが、他と違います

ふつうのFX教材は、時間足の話から始まります。どこで入って、どこで切るか。勝率は何%か。
この教材は、そこに入る前に運用額と損切額は比例すると書きます。
著者は自分の限度も書いています。1回の損切りが5万円から10万円が精神的な限度だ、と。
数字を出す教材は多いですが、自分が耐えられない額を書く教材は、当サイトが読んだなかでほとんどありませんでした。
私は、この質問に答えないまま1年やりました
思い出すと、いまでも悔しい1年です。
正直に書きます。
私はこの2つの質問に、答えずにトレードしていました。
2026年の夏に口座を空にしました。正味81万円です。
台帳を並べて、どこで失われたのかを1日ずつ数えました。いちばん大きかったのは、1日で544,376円の日です。
その日にしたことは単純です。出金して残高が3分の1になったのに、前の週と同じロットを建てました。
手法は同じ。通貨も時間帯も同じ。変わったのは、そのロットが背負っている損切額だけでした。
上の質問に先に答えていれば、その日のロットは建てられませんでした。「いくらまで損切りできるか」は、口座の残高が変わった時点で変わるからです。
この質問は、そのまま枚数に直せます

ドル円は1万通貨(1枚)で1pipsが100円です。
10回連続で損切りしても耐えられる総額を決めれば、1回の損切り額はその10分の1。そこから損切り幅で割れば、持てる枚数が出ます。
50万円まで耐えられる人が、損切り10pipsで回すなら50枚。
セールスページの例を見てください。「ドル円50枚で10pipsを積み重ねる」と書かれています。上の表の3行目と、ぴったり同じです。
著者は、この計算を先にやったうえで例を出しています。
そして私が1日で失った544,376円は、この表でいえば総額544万円まで耐えられる人のサイズでした。私の口座に、そんな額はありませんでした。
「6勝4敗でまわせれば」を検算します
セールスページには、こう書かれています。
6勝4敗でまわせれば、6勝で60pips、4敗で-40pipsですから、差し引き+20pipsです。
リスクリワードは1対1。利確10pips、損切り10pipsの例です。

必要勝率 =(損切り幅+スプレッド)÷(利確幅+損切り幅)
当サイトのドル円実測スプレッド0.3pipsを入れると、51.50%です。
6勝4敗は60.00%。合格ラインを8.50ポイント上回ります。
ここははっきりさせておきます。6勝4敗が出る根拠は、ページに書かれていません。 確かめられるのは、その例が成立する条件までです。
8.50ポイントの余裕がある、という形は正しい。 その余裕を実際に出せるかは、あなたの記録が答えます。
正直に書く弱点が、1つあります
ここを隠すと、買ったあとに気づいて惜しい思いをします。
著者によるメールサポートは、終了しています。
セールスページにそう書かれています。ビデオで手法を詳しく説明しているのでサポートの必要はないと判断した、という理由も添えられています。
特典のサポートブログも、2015年12月20日で更新が止まっています。(閲覧はできます)
39,800円で、質問できません。 ここは軽くありません。
それでも成立する理由があるとしたら
この教材が売っているのは、質問の答えではなく、質問そのものだからです。
「あなたはいくらまで損切りできるか」に、著者は答えられません。あなたにしか測れない数字です。
聞かれて、自分で数えて、枚数に直す。そこまでは、サポートが無くてもできます。
手法のほうは、動画で埋めてあります。1週間のデイトレードを収録した実践動画が約5時間。 特典としてテクニカル解説とトレード実践の動画が9本、合計8時間を超えるとページに書かれています。
合計13時間の動画が、サポートの代わりに置かれています。 質問はできませんが、見て真似ることはできます。
想像してみてください
想像してみてください。
あなたは電卓を出します。口座の残高を見ます。
「この額を10回に分けて失っても、明日も同じことができるか」——そう自分に聞きます。
出てきた数字を10で割ります。それが1回の損切り額です。損切り幅で割れば、今日建てていい枚数が出ます。
その枚数は、たぶんあなたが今まで建てていた枚数より小さい。
そこで手が止まります。「これでは増えない」と思うからです。
私もそう思いました。そして、思ったとおりにロットを上げて、思ったとおりに終わりました。
向かない人を先に書きます
ここで、こう思われたかもしれません。「手法を教えないのに、教材と言えるのか」
順番の話です。いくらまで損切りできるかが決まらないと、どの手法を持ってきても枚数が決まりません。 枚数が決まらないまま入ると、同じ手法でも結果が毎回変わります。 先に聞いてくるのは、そのためです。
向かない人を先に書きます
質問したい人には、向きません。 著者のメールサポートは終了しています。
最新の相場観がほしい人にも、向きません。 サポートブログは2015年で止まっています。
「勝てる手法」だけがほしい人にも、向きません。 最初の数十ページは、あなたの損切額の話です。
向くのは、ロットで失敗した心当たりがある人だけです。 手法を変えても直らなかったなら、変えるところが違います。
39,800円が、どれくらいの重さか
PDFマニュアルと、1週間のデイトレードを収録した実践動画が約5時間。特典に8時間超の解説動画9本。
39,800円です。
ここで、この教材らしい読み方をしておきます。
著者が「精神的な限度」と書いた1回の損切りは、5万円でした。 教材代は、その1回より安い。
損切り10pipsで50枚を建てる人にとって、39,800円は8pips分です。
1回の損切りより安い買い物で、その1回の大きさを決め直せるかどうか。 そういう教材です。
▶ 自分が建てていい枚数を、13時間の動画つきで決め直す(39,800円・税込/PDF+動画)
この記事から購入された方への特典
①必要勝率シート(Excel・自動計算)
損切り幅と利確幅を入れると、合格ラインが出ます。スプレッドの欄つき。
上の枚数表と組にして使ってください。 枚数は「耐えられる額」から決まり、合格ラインは「幅」から決まります。別々に決まる2つを、同じ紙の上に置けます。
②トレード記録シート(Excel・自動集計)
日付・通貨・方向・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。実勝率と平均リスクリワードが毎月出ます。
この教材にサポートは付きません。 質問できないぶん、答えは自分の記録から取ってください。 6勝4敗が出ているかどうかは、3か月で分かります。
ロットの決め方でつまずいた話は、売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていませんの必要勝率と対になっています。損切り幅が広い手法ほど高いレバレッジの口座が要るので、海外FX業者の比較も合わせてどうぞ。
この採点のもとになった調査
売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果
