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「勝率を上げろ」と言われるたびに、うんざりしてきた方もいるはずです。
上げようとして利確を手前にずらし、そのぶん損切りが遠くなって、気づいたら口座が減っている。 当サイトは毎回、そこを止めてきました。
ですが、この商品だけは違いました。当サイトの結論をひっくり返します。
ここでは20本以上の教材を、ひとつの式で採点してきました。勝率を上げようとするから負ける、というのが毎回の結論です。
Zephyrは、勝率を上げるためのツールです。
正直に言うと、最初は書けないと思いました。計算するまでは。
まず、当サイトがなぜ「勝率を上げるな」と言ってきたか
FXでは、利確幅と損切り幅を自分で決めます。だから勝率も自分で決められます。
利確を縮めれば、当たりやすくなる。勝率は上がります。
ただし縮めた幅のなかで、スプレッドの占める割合が上がります。 利確3pipsなら往復コストが幅の10.00%を食う。150pipsなら0.20%です。同じコストが、50倍の重さになります。
勝率を上げにいった人から順に、コストで削られて消えていく。これが毎回の結論でした。
バイナリーには、縮める余地がありません
ここが分かると、FXで感じていた迷いの半分が消えます。 動かせるものが減るからです。
バイナリーオプションは、判定時刻に上か下かを当てるだけです。
当たれば決まった倍率が返り、外せば賭けた額が全部なくなります。利確幅も損切り幅も、あなたは選べません。
つまり、損益分岐の勝率が最初から固定されています。

セールスページはハイローオーストラリアの還元率85%(2021年9月時点)を挙げています。ペイアウト1.85倍です。
1,000円を賭けて、当たれば1,850円。外せば0円。
この商品で勝ちに変わる最低ラインは、54.05%です。 縮めてごまかすことができないので、コストの罠に入りようがありません。
そして、動かせる変数が1つしか残りません。
「還元率80〜120%」は、商品の性能ではありません
セールスページには、バイナリーの還元率は80%〜120%と高い、と書かれています。
ここは正確にしておきます。還元率は、ペイアウト率×あなたの勝率です。

1.85倍でコイン投げなら92.5%。宝くじの2倍で、パチンコより上です。ここまではセールスページの言うとおりです。
ただし92.5%は「1回ごとに平均7.5%ずつ減る」という意味です。 減り方が緩やかなだけで、向きは宝くじと同じです。
そして120%に届くには、勝率64.86%が要ります。
面白いのはここです。このツールが主張している勝率は65.11%。セールスページが「バイナリーの還元率」として挙げた120%という上限は、このツールを使ってようやく届く数字でした。
つまりあの範囲は、商品のスペックではなく、プレイヤーの成績の幅です。
動かせるのは、勝率だけです
不安になる方もいるはずですが、やることが1つに決まるのは、むしろ楽です。

FXの教材を採点していると、必ず「どこで切るか」「どこで利確するか」が出てきます。そこが売り物だからです。
バイナリーには、それがありません。入る時刻も、決済の時刻も、倍率も、全部あちら側が決めています。
だから、この商品が売れるものは1つしかない。サインの精度です。
サインツールを買うというのは、勝率だけを外注する行為です。それ以外に外注できるものが、この商品にはありません。
65.11%という数字を、54.05%で割ってみる
セールスページは、5年バックテストの単発勝率65.11%(1日平均22.40回)と、条件をひとつ足した場合の69.12%(1日平均13回)を出しています。通貨ペア別の勝率も、月ごとの勝率も画像で出しています。
勝率とエントリー回数の両方を出しているサインツールは、そう多くありません。 ページ自身も「勝率95%や100%を謳うツールは不可能」と書いています。
その65.11%を、さっきの54.05%と並べます。

勝率が1ポイント動くと、1回1,000円のエントリーは18.5円ずつ動きます。
54.05%では、いくら回しても増えません。55%で1回17.5円。39,800円を取り戻すのに2,274回かかります。
65.11%なら、1回204.5円です。195回。1日22.4回なら8.7日です。
同じ商品、同じ賭け金で、この差です。バイナリーで勝率の話しかしないのは、勝率しか効かないからです。
それでも、私が確かめてほしいことが1つあります
ここを飛ばすと、あとで悔しい思いをします。
私は以前、ドル円の1分足を80,000本使って、2分先にどちらへ動くかを機械学習で当てにいったことがあります。
上と下のどちらに先に触れるかを的にして、当たり外れを測りました。結果はAUC 0.5224です。0.5が当てずっぽうなので、ほとんど動きませんでした。
的の作り方が少し違います(私のは「どちらに先に触れるか」、バイナリーは「判定時刻に上か下か」)。ですから直接は比べられません。
それでも、短い時間の方向を当てるのがどれだけ難しいかの目安にはなります。65.11%は、そこから遠く離れた数字です。
だから、疑いなさいという話ではありません。逆です。この商品は、確かめられる形で数字を出しています。
購入したら、最初にやることを決めておいてください。通貨ペア別と月別の勝率を開いて、いちばん悪い月の勝率が54.05%を超えているかを見ることです。
通算で65%でも、悪い月が50%を割っていれば、その月はあなたの資金が減ります。ページ自身が「1週間単位など短期では資金がドローダウンする」と書いています。通算ではなく、いちばん悪い区間で判断してください。
買う前に知っておくことが4つあります
読んで気が重くなったら、それは合っていない合図かもしれません。
ここで引っかかる方もいるはずです。「勝率を上げろが正解なら、これまでの話は何だったのか」
条件が違うだけです。FXは利確幅を自分で決められるので、勝率より置き方が効きます。 バイナリーはペイアウトが固定で、置き方を動かせません。動かせるものが1つしか無いとき、そこだけが正解になります。
①返金はできません。 セールスページに「商品の性質上、返金対応は不可」と明記されています。
②PCが要ります。 スマートフォン版のMT4はex4ファイルを追加できないので動きません。
③1日22回のサインを取りにいく時間が要ります。 完全無裁量の設定で1日平均22.40回です。判定時刻が来るまで画面の前にいることになります。朝5分では終わりません。
④バイナリーは、業者があなたの相手方です。 勝ち続けると取引条件が変わったり、口座が制限されることがあります。セールスページの体験談にも、その話が出てきます。
想像してみてください
想像してみてください。
画面にサインが出ます。あなたは金額を入れて、HIGHかLOWを押します。判定まで数分。それだけです。
チャートを読む時間はありません。読む必要もありません。この商品を買った時点で、読むという作業は終わっています。
そのかわり、逃げ場もありません。FXなら「利確を伸ばせばよかった」「損切りが早かった」と後から言えます。バイナリーでは言えません。当たったか、外れたか。 記録に残るのはそれだけです。
自分の判断を毎回0か1で採点されるのが平気な人にだけ、向いています。
向かない人を先に書きます
チャートを自分で読みたい人には、向きません。読む場面がありません。
「今日は見送る」を判断したい人にも向きません。サインが出たら入る設計です。
そして、負けた理由を説明したい人には、いちばん向きません。 バイナリーに理由はありません。あるのは勝率だけです。
向くのは、自分の相場観に見切りをつけて、勝率という1つの数字だけで自分を採点できる人です。
39,800円が、どれくらいの重さか
MT4用のサインツール(PC必須)。特典として無期限のメールサポート、資金調達マニュアル、自動収入構築プログラム、無裁量バイナリーロジックが付く、とセールスページに書かれています。
39,800円。返品はできません。
主張されている勝率65.11%がそのまま出るなら、1回1,000円のエントリーで195回、8.7日ぶんです。55%まで落ちれば2,274回かかります。この差を決めるのは、あなたが54.05%をどれだけ上回れるかだけです。
バイナリーは、その1点しか売っていません。だから、その1点を買うかどうかです。
▶ 勝率54.05%の壁の越え方を、5年ぶんのバックテストごと手に入れる(39,800円・税込/MT4サインツール)
この記事から購入された方への特典
バイナリーオプション 損益分岐 早見表(PDF・全4ページ)
ペイアウト率1.70倍から2.00倍まで、それぞれの勝ちに変わる最低ラインを1枚の表にしました。使う業者や時期で倍率が変わっても、その場で読み替えられます。
勝率とペイアウト率の全組み合わせで、1回1,000円あたりの期待値が出ています。 赤字の欄は、回すほど減る組み合わせです。もう1枚は、39,800円を取り戻すのに必要なエントリー回数の表です。
そして、月ごとの勝率の見方を書いてあります。通算で54.05%を超えていても、いちばん悪い月が下回っていれば、その月はあなたの資金が減ります。判断は通算ではなく、いちばん悪い区間でしてください。
記録に残す項目は5つだけにしました。日付・通貨ペア・その時のペイアウト率・賭けた額・当たったか外れたか。
「なぜ外れたか」は書かないでください。 書くと、次のエントリーがその理由に引っぱられます。
利確幅と損切り幅を自分で決める商品を選ぶなら、必要勝率の考え方は売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていませんにまとめてあります。決済のタイミングが固定されている商品という意味では、機械的売買のBGM法も同じ形です。
この採点のもとになった調査
売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果
