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含み損が増えていく画面を見ながら、買い増したことはないでしょうか。
下がるほど安く買える、と頭では分かっています。それでもあなたの指は止まります。 1段目が外れている状態で2段目を入れるのは、理屈を知っていてもしんどいからです。不安なまま押すボタンは、どれも重く感じます。
FX教材20本を読み比べて、この教材だけ構造が違いました。
1回で入りません。3段階に分けて入ります。 その、しんどいほうを設計に組み込んでいます。
これは、このサイトが使っている採点方法と正面からぶつかります。
分割エントリーで何が起きるか
このサイトでは、FX教材をこの式で採点しています。
合格ライン =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)
この式は、1回のエントリーに1つの損切り幅がある前提で作られています。
分割すると、その前提が崩れます。1段目・2段目・3段目で建値が違うので、同じ損切り価格でも幅が段ごとに変わります。 セールスページにも「分割エントリーごとに異なるストップロス価格が設定される」とあります。
言葉で言っても伝わりにくいので、建値を置いて実際に計算しました。

1段目だけなら50.37%。3段目まで入れれば29.54%。 同じ相場で、20.8ポイント違います。
合格ラインが1つの数字になりません。 何段目まで入れたかで変わります。
押し目が深くなるほど有利な建値で追加できるので、平均建値が下がり、合格ラインは下がる方向に働きます。
ただし、下がるのは無料ではありません。

外したときに払う量が、1.75倍になります。 建玉が3倍になっているからです。
20.8ポイントは、これで買っています。1段目が外れている状態で2段目を入れるという手順そのものが、代金です。
ここで引っかかる方がいるはずです。「それは、ただのナンピンではないのか」
形は同じです。違うのは、損切り価格が先に決まっているかどうかだけ。決めずに買い増すのがナンピンで、決めてから分けて入るのが分割です。 外側から見ると区別がつきませんが、やっている本人には、終わりが見えているかどうかの差があります。
数字
セールスページに書かれているのは、こうです。
時間足は5分足・15分足・1時間足(専用設定あり)。エントリーはトレンド方向への押し目・戻りで3段階の分割。決済は第1ターゲット到達後、期待値判定で決済するか伸ばす。勝率はシグナル通りで53〜70%。
頻度は時間足で大きく変わります。そしてここが、分割と噛み合って効いてきます。

分割するということは、1回の取引で3回ぶんのコストを払うということです。
5分足を選ぶと、月180〜270pips。1時間足なら0〜54pips。 同じ手法で、桁が変わります。
損切り幅と利確幅の具体的なpips数は書かれていないので、開示の採点では勝率だけのB級としています。
正直に書いておくこと
返金保証はありません。 セールスページに明記されています。
商品の性質上、お客様都合での返金には対応しておりません
20本のうち、返金がないことを自分から書いていたのは4本だけでした。多数派は返金について一言も触れていません。書いている側です。
想像してみてください
想像してみてください。
1段目が外れています。 含み損は−12pips。いつもなら、あなたがいちばん気が重くなる時間です。
ですが今回は、2段目を入れる場所が決まっています。 入れます。含み損は増えます。損切り価格は、最初から動いていません。
3段目まで入りました。平均建値は下がっています。ここから戻れば、1段目だけのときより早く利益になります。
戻らなければ、損切りに当たります。70pips分です。 それも、入る前から分かっていた数字です。
驚くことが、1つもありません。 苦しいことは苦しいままですが、予定どおりに苦しいというのは、まったく別の状態です。
いま、その逆をやっていないでしょうか。下がったから買い増して、次にどこで切るかは、そのとき決める。 決めていないと、増えた建玉の大きさに合わせて、切る場所のほうが動きます。
買わないほうがいい人
分割に耐えられない方。 3段階に入るということは、1段目が外れている状態で2段目を入れるということです。含み損が増えていく途中で買い増す形になります。ここで手が止まる方には合いません。
5分足で1日10〜15回を回す時間がない方。 上の勝率53〜70%は、その頻度で回した場合の数字です。1時間足なら1日0〜3回まで落ちるので、そちらを選ぶこともできます。回数が減るぶん、合っているかどうかが分かるまでは長くなります。 その間ずっと心配なままになります。
逆に、1回のエントリーで建値が悪くなるのが不満だった方。押し目を待って分けて入る設計は、その不満に対する答えです。
▶ 一度計算するとわかります。分けて入ると合格ラインが下がります(FX Realize・43,780円・税込)
この記事から購入された方への特典
①必要勝率シート(Excel・自動計算)
段ごとの合格ラインを出すために使ってください。 1段目・2段目・3段目それぞれの建値と損切り価格から幅を入れれば、どの段が足を引っ張っているかが分かります。早見表つき。
②トレード記録シート(Excel・自動集計)
何段目まで入れたか・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。1段で終わった取引と3段まで入れた取引で、成績がどう違うかを分けて見られます。1日10〜15回の設計なので、月ごとの取引回数も出します。
この採点のもとになった調査
売れているFX教材ほど、勝ち方を書いていません|20本のLPを全部読んだ結果
