302勝166敗、と書いてありました|ぷーさん式FX 炎 レビュー

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FX教材のセールスページで勝率を見るとき、私はいつも同じところで止まります。

その勝率の分母は、何回なのか。

10回中6回勝ったのと、468回中302回勝ったのでは、同じ「6割」でも意味が違います。前者は運で作れます。

この教材には、実数が書いてありました。

302勝166敗。

同じ勝率6割でも10回・100回・468回で偶然の振れ幅が31.6pt・10.0pt・4.6ptと変わることを示した表

回数が増えるほど、偶然で作れる幅は狭くなります。468回なら、振れ幅は±4.6ポイント。 合格ラインとの差を判定できる細かさです。

10回ぶんの6割なら、±31.6ポイント。 これは何も言っていないのと同じです。


目次

6割で足りる設計になっている

割り算すると64.5%です。低いと思われたかもしれません。

このサイトでは、FX教材をこの式で採点しています。

合格ライン =(損切り幅 + コスト)÷(利確幅 + 損切り幅)

この教材は、リスクリワードを1対1前後で設計するとセールスページに書いています。損切り10pips・コスト0.3pipsなら、合格ラインは51.5%

64.5%は、そこを13.0ポイント上回っています。

ここからが、実数を出した教材にだけできることです。わざと、いちばん悪いほうに見積もってみます。

95%信頼区間の下端60.2%から合格ライン51.5%を引いて+8.7ptが残る計算

468回ぶんの誤差を引いて、本当の実力が60.2%しかなかったとします。それでも8.7ポイント上に残ります。

つまりこの手法は、6割取れれば増える設計になっていて、悪く見積もっても6割は出ている、という構造です。9割を謳う必要がありません。


何を待つのか

1分足で、市場が開いた直後を狙います。

セールスページに出てくる考え方は3つです。ストップ狩りの理解、オープンドライブ、出来高分析。 大きな注文が入って、一度逆に振られてから本来の方向に走り出す。その走り出しを取ります。

同じ作者の「輝」がトレンド転換の4点目を待つのに対して、こちらは時間で待ちます。 東京・ロンドン・ニューヨークが開く瞬間に絞る設計です。

1分足なので、見ている時間は短くて済みます。かわりに、開場の時間帯に画面の前にいる必要があります。


正直に書いておくこと

損切り幅と利確幅の具体的なpips数は書かれていません。 リスクリワード1対1前後、という比率の記述までです。

私は20本を「勝率とリスクリワードの両方を書いているか」で採点していて、この教材は両方を書いているA級4本の1つです。ただし書かれているのは比率で、実数ではありません。上の合格ライン50.5〜51.5%は、損切り10pipsと30pipsを両端に取った計算です。

もう1つ。リスクリワード1対1は、口座の影響を受けやすい形です。 利確が近いぶん、コストが合格ラインに効いてきます。

口座の実効コスト別の合格ラインと、実績64.5%・下端60.2%との差を並べた表

いちばん広い口座で、いちばん悪い見積もりをしても、まだ+4.6ポイント残ります。 ここまで確かめてから買える教材は、開示で採点した20本のうち4本だけでした。

実効コストは海外FX業者の比較に口座ごとの実測で載せてあります。


想像してみてください

想像してみてください。

朝9時。東京が開く前の数分だけ、チャートを開きます。

条件が揃いました。入ります。利確と損切りを同じ幅に置いて、閉じます。かかった時間は数分です。

半年後、シートには480回が並んでいます。実勝率は61.2%。

セールスページの64.5%には届いていません。それでも合格ライン51.5%を9.7ポイント上回っています。

届かなくても、成立しています。 この差を先に知っていると、6割を切った月にも焦らずに済みます。

いま、その逆をやっていないでしょうか。セールスページの数字に届かないことを失敗だと感じて、やめる。 合格ラインが手元に無いと、足りているのかどうかの判断ができません。


買わないほうがいい人

市場が開く時間に画面の前にいられない方。 この手法は時間帯を狙い撃ちします。東京9時、ロンドン16時、ニューヨーク22時前後に動けないなら、機会がありません。

1分足を見ていると入ってしまう方。 短い足は、条件が揃っていなくても入る口実がいくらでも見えます。待っているのが苦しくなった瞬間に、口実のほうが勝ちます。

逆に、朝や夜の決まった時間だけ集中できる方。そして「6割で足りる」と言われて安心する方。9割を追いかけて大きく負けてきた経験がある方には、この設計は噛み合います。

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この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

リスクリワード1対1の合格ラインを、自分の損切り幅で出せます。 1分足で利確が近い手法は口座の影響を受けるので、スプレッドを変えたときにラインがどう動くかも見られます。早見表つき。

②トレード記録シート(Excel・自動集計)

日付・時間帯・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。あなたの実勝率が64.5%に届いているか、合格ラインを超えているかが毎月出ます。時間帯を絞る手法なので、月ごとの取引回数が増えていないかも同時に見られます。

この採点のもとになった調査

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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