同じページに、3種類の「勝率」が載っていました|TwinCam225

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商品名に「月勝率80%」と入っています。

セールスページを読むと、80.4%という数字が何度も出てきます。

ただ、同じページに別の勝率も書いてあります。 55.1%と58.1%です。

どちらも本当の数字で、隠されてもいません。 ただ、合格ラインと比べられるのは片方だけです。


目次

3つを、並べます

月勝率80.4%と年勝率100%、1回ごとの勝率55.1%・58.1%を並べ、合格ラインと比べるのは後者だけであることを示した表

月勝率80.4%は「5か月のうち4か月はプラスで終わった」という意味です。 1回ごとの成績ではありません。

年勝率100%も同じで、「年単位では負けた年がない」という意味です。

1回ごとの勝ち負けを数えたのが、55.1%と58.1%。 こちらが、合格ラインと比べる相手です。

看板に出ているほうが大きい数字なので、そちらを自分の予想として持つと、あとで数字が合わなくなります。 5回に4回勝てると思って始めると、実際は10回のうち6回です。


PFから、合格ラインを逆算します

セールスページは、勝率と一緒にPF(プロフィットファクター)も出しています。

過去検証がPF1.93で勝率55.1%。直近のフォワードがPF1.53で勝率58.1%。

PFは総利益÷総損失なので、ここから平均利益と平均損失の比が出せます。

過去検証は合格ライン38.87%で余裕16.23pt、直近は47.54%で余裕10.56ptと縮んでいることを示した表

PF1.53・勝率58.1%なら、平均利益は平均損失の1.10倍。 その置き方の合格ラインは47.54%です。

実勝率58.1%は、そこを10.56ポイント上回っています。

ここは正直に書きます。 PFが1を超えていれば、実勝率は必ず合格ラインを上回ります。この2つは、同じことを別の言い方で述べたものです。

だから、意味があるのは余裕の大きさのほうです。

過去検証の16.23ポイントから、直近は10.56ポイント。5.67ポイント縮んでいます。

セールスページも「PF1.53と下げているもののこれは想定内」と自分で書いていて、ここを隠していません。


「差し引いてから見ろ」と書いてあったので、差し引きました

このセールスページで、いちばん珍しいのはここでした。

仮に10円として1日にエントリーと決済の2回売買したとすると、単純計算で1ヶ月に-400円、1年間で-4800円のスリッページが問答無用に発生します。

そして、こう続きます。

毎年の年間収支から-4800円差し引いた状態でプラスになっていないといけないのですから

自分でコストを出して、自分で引けと書いています。

年平均利益6,579から4,800を引くと1,779になり、69,800円の回収が1.3か月から4.7か月に伸びる表

年平均利益は6,579。そこから4,800を引くと、1,779です。

27.0%まで減ります。

日経225ミニ1枚(1ポイント100円)なら、657,900円が177,900円になります。

69,800円の回収は、1.3か月から4.7か月へ。3.7倍の時間がかかります。

それでも、プラスであることは変わりません。 消えるのは利益の7割で、符号は変わりません。

ここまで自分でコストを書いている商材は、当サイトが読んだなかでは多くありません。 読んでいて、少しほっとしました。


想像してみてください

想像してみてください。

日経225ミニを1枚で回し始めました。 全自動なので、朝に動いているかを確認するだけです。

1か月目、プラス。2か月目、プラス。3か月目、マイナス。

ここで手が止まります。「月勝率80.4%のはずなのに」と思ってしまう。

でも、5か月に1か月はマイナスで終わる、というのが80.4%の意味です。 3か月目に来ただけです。

シートを見ます。 3か月で入った回数は38回。勝ったのは22回で、実勝率57.9%。

合格ラインは47.54%。10.35ポイント上です。

月ごとの色ではなく、回数で見ると、まだ何も壊れていません。

そして4か月目の終わりに、スリッページの列を足します。 引く前と引いた後で、回収の見込みが4.7か月に変わりました。

これで、いつ判断すればいいのかが決まります。 月の色ではなく、回数と、引いたあとの数字で決められる。次の月を待つのが、ずっと楽になります。

いま、その逆をやっていないでしょうか。マイナスの月が来た瞬間に、システムが壊れたと感じる。 80.4%は、マイナスの月が来ることを最初から含んだ数字です。

「でも、勝率が高いなら安心なのでは」と思われるかもしれません。あなたが比べるべきなのは月の色ではなく、1回ごとの勝率と合格ラインです。 そこが逆転していなければ、マイナスの月は想定内に収まります。


正直に書いておくこと

この商品は、システムに任せきりにする設計ではありません。

セールスページ自身が、「パソコンに全てを任せて放置しておけばプログラムが勝手に儲けてくれる」という考え方を否定しています。「短期間であれば勝つこともあるでしょう。しかし長きに渡って資産を築くことはまずできません」とも書いています。

ロジック検証用のエクセルシートが付きます。 開発に使った検証プログラムを改良したもので、永久無料使用権と書かれています。自分で検証できるようにする、という方向の商品です。

7年間のフォワードで、ラージ1枚あたり52,200ポイント。 1ポイント1,000円なので、5,220万円にあたります。セールスページの「5,200万円」と合っています。

infotopでの販売開始は2011年5月7日。今日で5,608日、15年4か月です。 当サイトが採点したなかで、いちばん長く売られています。


向かない人を先に書きます

69,800円を日経225ミニの1ポイント100円で割ると698ポイントになる計算

69,800円が生活資金から出る方。 日経225ミニ1枚で698ポイント分です。当サイトが採点した20本の中央価格のおよそ2.2倍で、高額な部類ではありませんが、先物の証拠金は別に要ります。

「月勝率80.4%」を毎月の予想として持ちたい方。 上の表のとおり、5か月に1か月はマイナスで終わる設計です。

スリッページを想定に入れたくない方。 セールスページ自身が引けと書いています。引くと利益は27.0%になります。

検証を自分でやりたくない方。 付属のシートも、「エクセルの数式の知識がある程度あれば使えます」と書かれています。任せきりの商品ではありません。

逆に、裁量で日経225をやって、入力ミスや入れ忘れで取り逃した経験がある方。セールスページは「9割のトレーダーが入力間違いなどで失敗をした経験がある」と書いていて、そこを消すのが自動化の中身です。

▶ 15年売られているシステムの検証データを自分の目で確かめる(TwinCam225PRO・69,800円・税込)

同じ「合格ラインと実勝率を比べる」考え方でFX教材を採点した記事は、必要勝率のハブにまとめています。


この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

平均利益と平均損失を入れると、その置き方の合格ラインが出ます。この商品ではPFと勝率から逆算してください。 記事で出した47.54%を、自分の運用データで引き直せます。 付属の検証シートでロジックを更新したときも、合格ラインが動いたかどうかをここで見られます。

②トレード記録シート(Excel・自動集計)

日付・仕掛け・手仕舞い・スリッページ・結果を入れるだけ。実勝率と平均リスクリワードが毎月出ます。「スリッページ」の列を必ず埋めてください。 セールスページが引けと書いている年4,800円はあくまで仮の数字で、あなたの口座の実測はそこからずれます。 引いたあとの数字が、回収までの月数を決めます。

この採点のもとになった調査

16本のうち、判定できる差を縮めるのは3本だけです|FX&225ツールパッケージ

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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