混ぜると隠れ、分けると判定が2.24倍遅くなります|PLATINUM TURBO FX 2

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セールスページに、こう書いてありました。

EUR/JPYはマイナス、ユーロが機能し難かった相場と言えます。

5通貨ペアのうち1つがマイナスだった、と売る側が自分で書いています。

当サイトが読んできたなかでは、珍しい書き方です。 読んでいて、少しほっとしました。

そして、この1行から先に決めることが1つ出てきます。


目次

5通貨ペアの結果を、並べます

5通貨ペアのうちGBP/JPYが大きな利益でEUR/JPYがマイナスだったことを示した表

GBP/JPYは大きな利益。EUR/JPYはマイナス。 あいだにGBP/USD、USD/JPY、EUR/USDが並びます。

2018年1月から3月9日までの2か月間、日本時間15〜25時、5分足、10万通貨単位、完全無裁量の成績についての記述です。

合計だけを見ると、GBP/JPYの利益がEUR/JPYのマイナスを隠します。

だから、通貨ペアごとに分けて記録することになります。

ここまでは、当サイトがいつも書いていることと同じです。


ただし、分けると代償があります

ここが、この商材でいちばん難しいところです。

5通貨ペアを合計すると200回で判定できる差7.07ptだが、分けると40回で15.81ptに広がることを示した表

判定できる差は、1 ÷ √回数で決まります。

5通貨ペアを合計して200回なら、判定できる差は7.07ポイント。

通貨ペアごとに分けると、1ペアあたり40回。判定できる差は15.81ポイントに広がります。

2.236倍。 回数が5分の1になるので、√5倍です。

混ぜると1ペアのマイナスが隠れる。分けると判定が2.24倍遅くなる。

どちらも本当です。

当サイトの答えは「分けて記録して、判定は遅くても待つ」です。 混ぜた平均は、どの通貨ペアの数字でもないからです。

遅くなることは、先に知っておいてください。 1か月で答えが出ると思って始めると、そこで気が重くなります。


主張を、式に通します

セールスページは、スキャルピングに必要なことを3つ挙げています。

セールスページの3つの主張のうち2つは合格ラインの式と一致し、1つは逆に効くことを示した表

「高い勝率が必要」。 利確と損切りが同程度なら合格ラインは50%を超えるので、式と一致します。

「ストップロスは小さく」。 損切りを小さくすれば線は下がるので、これも一致します。

3つ目だけ、逆向きです。

小さくても確実に利益確定して高い勝率を維持する事が大切です。

利確を小さくすると、合格ラインは上がります。 必要な勝率も上がります。

「損切りは小さく」と「利確も小さく」は、合格ラインの上では引っ張り合う関係です。

セールスページは、損切り幅も利確幅も数値で書いていません。 だからどちらが強いかは、自分の口座で測ることになります。


想像してみてください

想像してみてください。

5通貨ペアを全部動かして、1か月が過ぎました。 シートには合計187回。

合計の損益はプラスです。 気分は悪くありません。むしろ、うれしい。

でも、通貨ペアごとに分けてみます。

GBP/JPYが42回でプラス。EUR/JPYが35回でマイナス。 残りの3ペアは、ほぼ行って来い。

合計のプラスは、GBP/JPYがほとんど作っていました。 ここで手が止まります。

ここで決めることがあります。 EUR/JPYを外すのか、続けるのか。

35回で判定できる差は16.90ポイント。 マイナスとはいえ、まだ何も言い切れません。

外すのは早い。 でも混ぜて見ていたら、この問いにすらたどり着きませんでした。 決めきれないのは落ち着かないものですが、決めないほうが正しい局面もあります。

3か月後、EUR/JPYは105回。判定できる差は9.76ポイントに縮みます。

そこで初めて、外すかどうかを数字で決められます。

待っているあいだ、EUR/JPYのロットを下げておくという手もあります。やめるか続けるかの二択ではありません。

いま、その逆をやっていないでしょうか。合計だけを見て、うまくいっていると判断する。 合計は、いちばん良かった1つの顔をしています。

「でも、5つ分けたら時間がかかりすぎるのでは」と思われるかもしれません。かかります。 だから最初から5つ全部を動かさないという選び方もあります。2つに絞れば、1ペアあたりの回数は2.5倍になります。


正直に書いておくこと

セールスページは、苦手な相場があることを自分で書いています。

この期間はあまりボラティリティーが上がらず、通貨ペアによっては難しかったです。

得意な相場と苦手な相場があるという前提で書かれていて、「苦手な相場は休み、負け易いタイミングでのシグナルは回避する」という使い方も勧めています。

過去足にもシグナルを表示できるようになったとあり、目視での検証がしやすい設計です。「具体的な数値で過去検証ができます」とも書かれています。

自動売買にも対応していて、ドル円の15分足・1時間足での運用もできると書かれています。張り付けない人向けの逃げ道が用意されています。

掲載されている検証期間は、2018年1月1日から3月9日までの67日間。 当サイトが採点したなかでは短いほうです。

infotopでの登録は2015年4月10日。今日で4,175日、11年5か月です。


向かない人を先に書きます

43,780円をドル円1ロットの1pips=1,000円で割ると43.8pipsになる計算

合計だけを見たい方。 上の表のとおり、合計は1つの通貨ペアの顔をすることがあります。

1か月で答えを出したい方。 分けると判定が2.24倍遅くなります。 そこは先に知っておいてください。

損切り幅を決めずに始める方。 セールスページに数値がありません。 あなたが決める欄です。

15時〜25時に画面を見られない方。 推奨は欧州オープンからNY序盤まで。自動売買と中長期足という逃げ道はありますが、設計の中心はそこではありません。

逆に、苦手な相場があると分かったうえで使いたい方セールスページ自身が1ペアのマイナスを書いているので、期待値の置き方を間違えにくい商材ではあります。

▶ どの通貨ペアで回すかを決めてから始める(PLATINUM TURBO FX 2・43,780円・税込)

43,780円は1ロットで43.8pips分、1万通貨なら437.8pipsです。当サイトが採点した20本の中央価格の1.40倍。5分足のスキャルピングなので海外FX業者の比較も見ておいてください。


この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

損切り幅と利確幅を入れると、その置き方の合格ラインが出ます。この商材は幅を公開していないので、最初の10回で自分の幅を測ってから入れてください。 上の表のとおり、「利確を小さく」は線を上げる方向に効きます。 小さく取るなら、そのぶん高い勝率が要ります。

②サイン検証シート(Excel・自動集計)

日付・通貨ペア・時間帯・損切り幅・利確幅・結果を入れるだけ。「通貨ペア」の列で必ず分けて集計してください。 合計だけを見ていると、いちばん良かった1つがほかを隠します。 そして1ペアあたり40回では、まだ15.81ポイントの幅があることも覚えておいてください。外す判断は、そこから先です。

この採点のもとになった調査

16本のうち、判定できる差を縮めるのは3本だけです|FX&225ツールパッケージ

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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