増えたのはロットで、pipsは減っています|FXcollege

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セールスページに、3年ぶんの実績が並んでいます。

2014年実績 +3,738,516 +4,868.5pips
2015年実績 +3,868,728 +3,187.6pips
2016年実績 +8,510,873 +2,073.2pips

円とpipsの両方が書いてあります。 これは珍しいことです。読んでいて、少しうれしくなりました。

両方あるということは、割れるということです。


目次

円をpipsで割ります

3年の実績を円とpipsで割ると1pipsあたりが768円から4,105円に増えていることを示した表

2014年は1pipsあたり768円。2016年は4,105円です。

円は増えています。 3,738,516円から8,510,873円で、2.28倍。

でも、pipsは減っています。 4,868.5から2,073.2で、42.6%まで落ちています。

増えているのは、1pipsあたりの金額のほうでした。 ここで手が止まりました。


3つに分解します

円2.28倍・pips0.43倍・ロット5.35倍という分解を示した表

2.28 ÷ 0.43 = 5.35。

円が2.28倍になったのは、pipsの減少をロットの増加が上回ったからです。

ドル円なら1pipsは1万通貨で100円。768円は7.7万通貨、4,105円は41.1万通貨に相当します。

手法が良くなったのか、ロットを上げただけなのかは、この3行を分けないと分かりません。

当サイトが毎回書いているのは「pipsで測れ」ということです。 円は資金量で動きますが、pipsは手法そのものの成績だからです。

これは減点ではありません。 両方を載せているから分解できた、という話です。載せていない商材では、この比較すらできません。


その実績を出すのに、いくら要るか

セールスページは、年利についてこう書いています。

年利としては20%~50%程度で、資金100万であれば20~50万の利益という事です。

2016年の実績を年利20%で出すには4,255万円、50%でも1,702万円の資金が必要になることを示した表

2016年の+8,510,873円を年利20%で出すには、4,255万円。50%でも1,702万円です。

一方、同じページにこうあります。

資金を使ったトレードでは、最低20万円~が必要ですが、

20万円で年利50%なら、10万円。 実績の8,510,873円とは、85.1倍の開きです。

どちらも同じページの数字です。 だから、あなたがどちらの側にいるのかを先に決めることになります。

20万円で始めるなら、見るべきは年利のほうです。 掲載されている金額ではありません。


複利の計算は、正確でした

200万円を年利20%で10年運用すると6.19倍の1,238万円になり、セールスページの記述と一致することを示す計算

セールスページは、複利の例も出しています。

「200万円が次の年は240万円に。次の年は240万が288万円に。10年後には6倍の1238万円」

1.2を10回かけると6.1917倍。200万円×6.1917=1,238.3万円。 ぴったり一致します。

「年間+50%で複利運用した場合は、200万円からスタートし、10年間で1億1533万円」も検算しました。

1.5の10乗=57.665倍。200万×57.665=1億1,533万円。 こちらも合っています。

計算は正確です。そこは合っています。

合っていないのは計算ではなく、その率を出すのに必要な資金のほうです。


想像してみてください

想像してみてください。

50万円で始めました。 1日30分、数回チャートを見る運用です。

1年目、+11.2万円。 年利にすると22.4%です。

掲載されている8,510,873円とは、比べようもありません。 最初は情けない気持ちになるかもしれません。でも、あなたが比べる相手はそこではありません。

年利20〜50%と書いてあるので、22.4%は範囲の下のほうに入っています。

2年目、61.2万円が75.6万円に。 年利23.5%

3年目で93.9万円。 年利20%で回した場合の計算(50万×1.728=86.4万円)を、7.5万円上回っています。

pipsも記録していました。3年で合計1,840pips。 1年あたり613pips。

セールスページの実績(年2,073〜4,868pips)には届いていません。 でも、年利では範囲に入っています。

この2つを別々に見られるかどうかが、いちばん大きいと思います。 pipsは手法の成績、円は資金の成績です。 そこが分かれると、額の小ささで落ち込む時間が減ります。

いま、その逆をやっていないでしょうか。掲載の850万円を予定に入れて、10万円しか増えない年に「効かない」と感じる。 850万円は資金1,702万円以上の行の数字です。

「でも、ロットを上げれば同じ金額に近づくのでは」と思われるかもしれません。近づきます。 ただし減るときの金額も同じ倍率で増えます。 上の表の1pipsあたりが5.35倍になるというのは、そういうことです。


正直に書いておくこと

サポートが無期限・回数無制限です。

チャットでFXに関する質問・相談を24時間受け付けると書かれていて、期間の制限がありません。 当サイトが採点したなかでは、これは長いほうです。

デモトレードから始めさせる設計です。「まずデモトレードで確実に勝つ練習から始めて頂きます」と書かれています。

手法よりも続け方を重視すると明言しています。

FXで勝ち続けるために必要な事はトレード手法ではありません。勝ち続けるために大事な事は、再現性のあるトレードを確立し、それを結果に左右されずにこなす事。

当サイトの立場とは、ここは重なります。

分割払いに対応していて、初回5,000円から2〜6回まで選べると書かれています。

infotopでの登録は2016年1月8日。今日で3,902日、10年8か月です。


向かない人を先に書きます

掲載の金額を予定に入れたい方。 上の表のとおり、8,510,873円には1,702万円以上の資金が要る計算です。

pipsを記録しない方。 ここがいちばん大きい。円だけを見ていると、手法が効いたのかロットを上げただけなのかが分かりません。

勝率や決済幅を見てから決めたい方。 どちらも公開されていません。 当サイトのいつもの合格ラインは計算できません。

すぐ結果がほしい方。 デモから始める設計で、年利20〜50%という時間軸の話です。

逆に、手法を何本も買ってきたのに続かなかった方「続け方」を中心に据えているのがこの商材です。無期限のサポートは、そこに対応した形になっています。

▶ 自分の資金で年利いくつを狙うかを決めてから始める(FXcollege・29,800円・税込)

29,800円は当サイトが採点した20本の中央価格とほぼ同じです。1ロットで29.8pips、1万通貨なら298pips。年利で回す設計でも口座のコストは乗るので、海外FX業者の比較も見ておいてください。


この記事から購入された方への特典

①必要勝率シート(Excel・自動計算)

損切り幅と利確幅を入れると、その置き方の合格ラインが出ます。この商材は幅を公開していないので、最初の10回で自分の幅を測ってから入れてください。 年利で語る商材ですが、1回ごとの線が引けないと、良い年も悪い年も理由が分かりません。

②トレード記録シート(Excel・自動集計)

日付・通貨ペア・pipsロット・円の損益を入れるだけ。「pips」と「ロット」を必ず別の列にしてください。 上の表のとおり、円の増減はこの2つの掛け算です。分けておかないと、増えたのが手法なのか資金なのかが後から分かりません。 年利も、入金額を別列にしておかないと正しく出ません。

この採点のもとになった調査

16本のうち、判定できる差を縮めるのは3本だけです|FX&225ツールパッケージ

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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