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商品名に「利益10倍達成」と入っています。
10倍は、倍率です。 速さではありません。
何年で10倍なのかが決まらないと、月にどれだけ増える想定なのかも決まりません。 そこで、割ってみました。
「10倍」を、期間で割ります

セールスページの注記には、2つの期間が書かれています。
※1 2005年1月~2022年8月までを販売EAにてバックテスト検証した結果です。
※2 2017年2月~2022年8月までのリアル口座での運用実績です。
バックテストが17年7か月。リアル口座が5年6か月です。
10倍がどちらの期間の数字なのかは、ページの文章からは確定できません。 そこで期間を変えて全部出しました。
5年6か月で10倍なら、月3.55%。 3年なら6.61%、10年なら1.94%です。
同じ「10倍」が、期間しだいで3.4倍ちがう話になります。
ここで手が止まりました。倍率だけを見ているあいだは、自分の口座で何が起きるのか想像できません。
期間からは、回数が決まりません

判定できる差は 100 ÷ √回数です。
同じ5年6か月でも、1日1回なら1,320回。5日に1回なら264回。
判定できる差は2.75ポイントと6.15ポイントで、2.2倍ちがいます。
期間が長いことと、回数が多いことは別のことでした。
セールスページは期間を書いていますが、取引回数は書いていません。 期間から回数は逆算できません。
あなたの設定で何回になるかは、動かしてから数えることになります。 数えるまでは、判定できる差も決まりません。
「1万円から」を、1回の損切りに直します

「1万円から始めることが可能です」とQ&Aにあります。
1万円で0.01ロットなら、ドル円の1pipsは10円。
損切り20pipsで200円。資金の2.0%にあたります。
2.0%なら35連敗で資金が半分。 5.0%なら14連敗です。
いくらから始められるかは入口の話で、1回にいくら賭けるかは別に決めます。
そこが決まっていないと、止める基準も決まりません。 決めてから動かすと、含み損を見ても落ち着いていられます。
39,800円を、最低の資金と比べます

1万円から始められる道具が、39,800円。 資金の3.98倍が先に出ていきます。
1万円で始めるなら、道具を含めた元手は49,800円です。
ドル円1万通貨で見れば398pips分。 40回で割ると1回9.95pips。
当サイトが採点した20本の中央価格31,200円の1.28倍でした。
追加費用は発生せず、無期限で使えるとQ&Aに書かれているので、毎月かかる費用ではありません。
想像してみてください
想像してみてください。
1万円を入れて、0.01ロットで動かし始めました。 損切り20pips、利確40pips。この置き方の合格ラインは33.83%です。
3か月で60回。24勝36敗で実勝率40.00%。
合格ラインは6.17ポイント上回っています。 口座は12,220円、1.22倍になりました。
月に直すと6.91%のペース。 上の表の3.55%の、約1.9倍の速さです。
ここは素直にうれしいところです。 ただし60回で判定できる差は12.91ポイント。 6.17は、その幅の中に収まっています。
速いのか、たまたまなのか。 まだ決まりません。 ここで焦って枚数を上げたくなります。
9か月で通算180回。74勝106敗で41.11%。
口座は17,860円。1.79倍です。 合格ラインとの差は7.28ポイントまで広がりました。
それでも判定できる差は7.45ポイント。 7.28は、まだその内側です。
口座が1.79倍になっていても、効いていると言い切れる回数には届いていません。 ここが分かっていると、数字が少し崩れた週でも不安になりません。
いま、その逆をやっていないでしょうか。残高が増えたことを、効いている証拠として読む。 上の表のとおり、決めるのは残高ではなく回数のほうです。
「でも、プロフィットファクターが1を超えているなら効いているのでは」と思われるかもしれません。プロフィットファクターが1を超えていることと、実勝率が合格ラインを超えていることは、同じことを別の言い方でいっているだけです。どちらも、幅の中に収まっているうちは決め手になりません。
あなたが先に決めるのは、何回まで回してから判断するかです。
正直に書いておくこと
検証の期間を、2つとも日付で書いています。 バックテストは2005年1月から2022年8月、リアル口座は2017年2月から2022年8月。 期間を日付で出す商材は、当サイトが採点したなかでも多くありません。
注記も付けています。 「※1~3は同様の成果を保障するものではありません」「掲載している内容はあくまでも個人の感想です」。
アンケートの出所も書いています。 「2021年度に弊社EAを運用中のお客様を対象として実施したアンケートです。(当社調べ)」。 当社調べと明記してあるので、当サイトの基準では第三者の資料としては扱いません。
VPSは必須ではありません。 「必ず必要なわけではございません」とQ&Aにあります。VPS代が前提のEAが多いなかで、ここは費用が1つ減ります。
追加費用なし・無期限で利用可。MT4のアップデートにも無償で対応すると書かれています。証券会社の指定もありません。
勝率も損切り幅も、文章としては出てきません。 セールスページは画像が主体で、当サイトが文章として取れたのは注記とQ&Aだけでした。上の計算は、すべてそこから取れた数字と、当サイトが置いた前提によるものです。
infotopでの登録は2022年9月5日。今日で1,471日、4年0か月です。
なお、この記事では購入者向けの追加の配布物を用意していません。 上の4つの計算だけを材料にしてください。
向かない人を先に書きます
「10倍」を予定に入れたい方。 上の表のとおり、期間が決まらないと月の数字も決まりません。
残高で効き目を判断したい方。 1.79倍になっても、180回では言い切れませんでした。
1万円だけで始めたい方。 道具が39,800円で、元手は49,800円になります。
1回に賭ける割合を決めていない方。 2.0%で35連敗、5.0%で14連敗が分かれ目です。
勝率や損切り幅を見てから決めたい方。 文章としては出てきません。
逆に、EAを動かしながら回数を数えられる方。期間ではなく回数で見ると決めた人にとっては、判定できる差が縮むまで淡々と回すだけの道具になります。
▶ 何回まで回してから判断するかを決めてから始める(URAWAZA-System・39,800円・税込)
39,800円は398pips、40回で割れば1回9.95pipsです。1回9.95pipsはコストの置き方で変わるので、海外FX業者の比較も見ておいてください。
この採点のもとになった調査
16本のうち、判定できる差を縮めるのは3本だけです|FX&225ツールパッケージ
