※本サイトは海外FX業者の公式サイトではありません。アフィリエイトプログラムを利用しています。
ビットコインは8月28日に81,282ドルの高値を付けた後、29日朝にかけて76,962ドルまで反落しました(高値から約5.3%)。本記事は8月22日の急騰記事の続報です。売買の指示はしません。この下げが統計的にどのくらい「よくあること」なのかと、判定に使える価格ラインを数字で示します。
何が起きたか ― 時系列
| 日時(日本時間) | 価格 | 状況 |
|---|---|---|
| 8月17日 | 62,853ドル | 上昇の起点(もみ合い下限圏) |
| 8月22日 | 79,450ドル | 週+22%の急騰(前回記事の時点) |
| 8月28日(金)午後 | 81,282ドル | 高値更新。8万ドル台に乗せる |
| 8月29日(土)朝 | 76,962ドル | 高値から−5.3%。半日での下げ |
| 8月29日 執筆時点 | 77,500ドル前後 | 安値からは小反発 |
※価格はCoinGeckoの4時間足OHLCから取得。取引所により数十ドルの差があります。
下げが加速したのは、8月28日23時(日本時間)のウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演をはさんだ時間帯です。議長は「インフレはなお高すぎる」と述べて今後の利上げの可能性を示唆し、債券市場では9月利上げの織り込みが進みました。金利が上がる観測はリスク資産全般の売り材料です。加えてこの日は約64億ドル相当のビットコインオプションが満期を迎えるとの集計が事前に報じられており、80,000〜82,000ドル帯は抵抗帯として意識されていました。材料は揃っていた、という言い方はできます。ただし「だから下がった」の因果を厳密に証明する手段を私は持ちません。
「急落」は観測窓で名前が変わる
同じ値動きが、どの窓で見るかで違う顔をします。
- 直近24時間: −2.4%
- 8月28日の高値から: −5.3%
- 8月17日(10日余り前)から: +23%
では「高値から5%の下げ」は、どのくらい珍しいのか。前回記事のために私が過去365日の日足で実測した数字があります。「直近10日高値からどれだけ下にいるか」を毎日測ったものです。
| 直近10日高値からの下落率 | 該当した日の割合(過去365日) |
|---|---|
| −2%以下 | 61.6%(約225日) |
| −5%以下 | 34.0%(約124日) |
| −10%以下 | 11.2%(約41日) |
| −15%以下 | 4.7%(約17日) |
| この1年の最大ドローダウン | −53.0% |
つまり「直近高値から5%下にいる」状態は、過去1年ではおよそ3日に1日あったということです。今回の下げ幅そのものには、上昇が終わったかどうかを判定する情報がほとんど含まれていません。SNSで「暴落」の文字が並ぶ日ほど、この表を思い出す価値があります。一方で、最大ドローダウン−53%という数字も同じ表に載っています。「よくある押し目」と「半値」の間のどこで止まるかは、事前には分かりません。私も分かりません。
判定に使える価格ライン
幅の予想はしませんが、水準の整理はできます。今回の上昇(62,853→81,282ドル)に対する標準的な押し目水準は次のとおりです。
| 押し目の深さ | 価格 | メモ |
|---|---|---|
| 23.6%押し | 76,933ドル | 29日朝の安値76,962ドルはここにほぼ一致(差29ドル) |
| 38.2%押し | 74,242ドル | |
| 50%押し | 72,068ドル | |
| 61.8%押し | 69,893ドル | 7万ドルの心理的節目と重なる |
| 上昇の起点(もみ合い上限) | 66,521ドル | 日足終値で割れたら「上昇終了」と私は判断する(前回記事から変更なし) |
29日朝の安値が23.6%押しの水準でいったん止まったのは事実ですが、1回のタッチで「支えられた」と結論するのは早計です。私の判定ラインは前回記事から変わっていません。66,521ドル(7月15日〜8月17日のもみ合い上限=ブレイクの起点)を日足終値で割れるまでは上昇継続、割れたら終了。それだけです。この間のどこで反発するか、しないかを、私は当てにいきません。
急落時にハイレバ口座で起きること
この相場でレバレッジをかけて押し目を拾いにいく人へ、前回記事の実測値から要点だけ再掲します。
- 実効レバレッジ400倍の耐久力は逆行0.25%です。今回のような半日5%の下げでは、1分足2〜3本分の値動きで強制決済に届きます。押し目買いを段階的に設計するなら、必要上昇幅と耐久力の関係を先に数字で決めてください(買い増しの段数と価格目安の記事で表にしています)
- 急落時こそ取引条件の差が効きます。当サイトのMT5実測(8月22日)では、ビットコインのスプレッドはExnessが10ドル固定、XMTradingが40ドル固定。強制決済の発動水準はExnessが証拠金維持率0%、XMが20%でした。同じ下げでも、どこまで耐えられるかが口座で違います
- 価格が飛べばストップは設定値で約定しません。残高がマイナスに突き抜けた場合の扱い(ゼロカット)はこちらの記事を確認してください
最小だったのはExnessでした
当サイトが2026年8月22日にMT5へ接続して実測した取引条件では、ビットコイン(BTCUSDm)のスプレッドは1時間分7,077ティックのすべてが10.00ドル固定、買いのスワップは年−6.4%、強制決済は証拠金維持率0%でした。同時に測ったXMTradingのビットコインはスプレッド40.00ドル・スワップ年−20.8%・強制決済20%で、コストは3.6倍になります。最小ロットは0.01BTCです。
