XMのボーナスは「口座タイプで全部変わる」わけではない【2026年8月】KIWAMI極でも開設ボーナスは付く

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📅 2026年08月14日 公開
XMの口座タイプ別にボーナス対象を整理し、スプレッドは実際にMT5端末から取得した値を掲載しています。「KIWAMI極はボーナスがもらえない」という説明を見かけますが、正確ではありません。

XMの口座タイプについて調べると、たいていこう書かれています。

「KIWAMI極口座とZero口座はボーナス対象外。ボーナスが欲しいならスタンダード口座を選びましょう」

これは半分だけ正しくて、半分は間違っています。この記事はその半分を切り分ける話です。

目次

結論:口座開設ボーナスは全口座タイプが対象

XMのボーナスには種類があり、口座タイプによる対象・対象外は種類ごとに違います

ボーナスの種類 スタンダード / マイクロ KIWAMI極 Zero
口座開設ボーナス
入金不要で受け取れるクレジット
対象 対象 対象
入金ボーナス
入金額に応じて上乗せ
対象 対象外 対象外
ロイヤルティ(XMポイント) 対象 対象外 対象外

KIWAMI極口座は「ボーナスを捨てる口座」ではありません。正確に言えば、口座開設ボーナスは受け取ったうえで、入金ボーナスとポイントだけを捨てる口座です。

この違いは実務的にかなり大きい。入金せずに試したいだけなら、KIWAMI極を選んでも失うものは何もないということになります。

では、どこで損得が分かれるのか

捨てているのは入金ボーナスとポイントですから、入金する予定があるかどうかで判断が変わります。

入金しないつもりなら、KIWAMI極が単純に有利

口座開設ボーナスは同額もらえて、スプレッドは狭い。入金ボーナスもポイントも、入金しないなら関係ありません。失うものがないので、選ばない理由がないということになります。

入金するなら、金額で計算できる

入金ボーナスは100%(最大500ドル、約7万5千円)です。仮に7万5千円のボーナスを受け取るとして、これをスプレッドの差で取り返すには何ロット必要か。

私がMT5端末から実測したドル円の実効コストは次のとおりでした。

口座タイプ シンボル スプレッド 往復手数料 実効コスト
スタンダード USDJPY 2.0〜2.3 なし 2.0〜2.3
KIWAMI極 USDJPY# 1.10〜1.30 なし 1.10〜1.30
Zero USDJPY. 0.10 片道$5=往復1.57pips 1.67

※2026年8月にMT5端末から取得したティックの中央値。手数料のpips換算は1ドル157円。ロールオーバー時間帯(日本時間の朝6〜7時台)は除外。

スタンダードとKIWAMI極の差はおよそ1.0pips、ドル円1ロットで約1,000円です。7万5千円のボーナスを取り返すには、75ロット必要という計算になります。

月に何ロット回すかが分かれ目です。月10ロットなら7か月以上かかるのでボーナスのほうが得。月50ロットなら1か月半で逆転します。

「Zero口座は0.0pips」に引っかからないでください

この表でいちばん注意してほしいのがZero口座です。

スプレッドは実測0.10。数字だけ見れば圧勝です。ところがXMのZero口座には1ロットあたり片道5ドル(往復10ドル)の取引手数料がかかります。これをpipsに直すと1.57pips。合計すると1.67pipsで、KIWAMI極(1.10〜1.30)より高くなります。

なぜ「往復10ドル=1.0pips」ではないのか

ここは多くの解説が間違えているところなので、少し丁寧に書きます。

「1pips=10ドル」という数字が広く出回っていますが、これはユーロドルやポンドドルのように、ドルが右側にある通貨ペアの話です。

ドル円1ロット(10万通貨)の1pipsは1,000円です。これをドルに直すと、1ドル157円のときは 1,000 ÷ 157 = 約6.4ドル。つまりドル円の1pipsは6.4ドルしかありません。

往復手数料(pips)= 往復ドル建て手数料 × ドル円レート ÷ 1,000

1ドル157円のとき:往復$10 = 1.57pips($10 × 157 ÷ 1,000)

「1pips=10ドル」で計算すると往復10ドルは1.0pipsに見えますが、実際は1.57pips。約1.57倍の過小評価になります。そして円安が進むほどこのズレは大きくなります。ドル建てで固定された手数料は、円が安くなるほど重くなるからです。

Zero口座にはもうひとつハンデがある

加えて、Zero口座だけ最大レバレッジが500倍です。他の口座タイプは1,000倍なので、同じロットを建てるのに2倍の証拠金が必要になります。

コストが高く、レバレッジも低い。ドル円に限って言えば、Zero口座を選ぶ積極的な理由は見つかりませんでした。ただし手数料はドル建てで固定なので、pip価値の大きい銘柄では結論が反転します。ここは銘柄ごとに計算し直してください。

シンボル名の落とし穴

実測していて何度か引っかかったので書いておきます。XMは口座タイプごとにシンボル名が違います

  • スタンダード:USDJPY
  • KIWAMI極:USDJPY#(末尾にシャープ)
  • Zero:USDJPY.(末尾にドット)

KIWAMI極の口座にログインしていても、末尾に何もついていない素のUSDJPYのチャートを開くと、標準の価格が表示されます。私が実際に測ったときも、素のUSDJPYは2.2という標準の値でした。「KIWAMI極なのにスプレッドが狭くない」という話の一部は、これが原因です。

EAを動かす場合も同様で、シンボル名の指定を間違えると、意図した口座の価格ではないところで動くことになります。

口座開設ボーナスの出金条件も確認しておく

口座開設ボーナスが全口座タイプで受け取れるとして、そこで得た利益を出金するには条件があります

XMの口座開設ボーナスで得た利益を出金する条件

  • 0.1ロット以上の取引を往復5回以上
  • 各ポジションを10分以上保有
  • 利益が1万円以上

利益の出金上限はありません。ただしボーナスの受け取り申請は口座開設から30日以内。

0.1ロット×5回=合計0.5ロットなので、ゲートを通るためのコストはKIWAMI極なら約600円、スタンダードなら約1,000円。ボーナス13,000円に対しては軽い部類です。

注意すべきは「利益1万円以上」という下限のほうです。ボーナスで9,000円増やしても、まだ出金申請ができません。上限を気にする業者が多いなか、XMは下限のほうが効きます。他社との比較は口座開設ボーナスの出金条件を9社比較にまとめました。

まとめ

  • 口座開設ボーナスは全口座タイプが対象。KIWAMI極もZeroももらえる。
  • KIWAMI極が捨てているのは入金ボーナスとロイヤルティ(XMポイント)だけ。入金しないなら失うものはない。
  • 入金するなら金額で計算できる。ボーナス7万5千円 ÷ コスト差1.0pips = 75ロットで逆転
  • Zero口座は実測スプレッド0.10だが手数料往復10ドル=1.57pipsで、実効1.67とKIWAMI極より高い。しかもレバレッジは500倍。
  • シンボル名は口座タイプごとに違う(USDJPY / USDJPY# / USDJPY.)。素の名前を見ると別の価格を掴む。

「KIWAMI極はボーナスがもらえない」という一括りの説明は、いちばん美味しい部分——開設ボーナスは取ったうえで狭いスプレッドを使える——を隠してしまっています。分けて考えれば、選択はかなり単純です。

// 管理人の推奨スタート口座
入金せずに試すなら
KIWAMI極でも開設ボーナスは付く

XMの口座開設ボーナスは口座タイプを問わず対象です。入金の予定がないなら、スプレッドの狭いKIWAMI極を選んでも失うものはありません(入金ボーナスとXMポイントだけが対象外)。日本からの口座開設数が最も多く、利益の出金に上限がないのも扱いやすい点です。

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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