エクスネス(exness)レバレッジ制限時間

leverage limit

エクスネス(exness)を利用していると、突然レバレッジ制限がかかってしまい、ポジションを保持できなくなったり、資金の移動が困難になったりすることがあります。このような状況を避けるために、事前に特定の通貨ペアに対するレバレッジ制限がいつ始まり、いつ終わるかを知る方法を紹介します。
これを参考にして、エクスネス(exness)での取引をもっとスムーズに進められるようにしましょう。

エクスネス(exness)のレバレッジ制限につてい

エクスネス(exness)レバレッジ制限について

レバレッジ制限の概要

市場に大きな変動をもたらす可能性のある経済ニュースが公表される15分前から5分後までの期間に、お客様のリスクを軽減するため、レバレッジの上限を200倍に設定されています。

経済指標や重要人物のコメントは、各国の経済状態や将来の見込みに関する情報を提供し、これにより市場に大きな影響を及ぼし、価格の急速な変動を引き起こすことがあります。このような過度の価格変動から生じる証拠金の一時的な減少のリスクを低減するために、エクスネス(exness)では、重要な経済ニュースの発表がある15分前から発表後5分までの間、新たに取得されるポジションに対してレバレッジを最大200倍に限定しています。

レバレッジ制限がトレードにもたらす影響

エクスネス(exness)では普段、レバレッジを無制限にしたり、最大2000倍まで設定できますが、重要な経済指標の時間はレバレッジが最大200倍までに制限されます。このため、トレードに必要な証拠金が増えます。

このレバレッジ制限は、新しいトレードを始める時、持っているポジションを管理する時、資金を動かしたり引き出したりする時、そして完全に相殺する取引(両建て)を解消する時にも影響します。これらはすべて、レバレッジ最大200倍の範囲でのみ可能です。

これらは経済指標が公表される前の15分間と公表後5分間の、合わせて20分間適用されます。ただし、経済指標の発表が30分ごとに連続する場合には、レバレッジ制限時間がが延長されることもあります。

レバレッジ制限の詳細については以下をご確認ください。

エクスネス(exness)のレバレッジ制限時間の確認方法

MT4/MT5の受信メールから確認

最も信頼性が高く推奨される方法は、エクスネス(exness)公式からMT4やMT5へ送られてくる受信メールを確認することです。

この方法を利用すれば、どの通貨ペアにいつからいつまでレバレッジ制限が適用されるかを事前に知ることができ、それに応じて準備をすることが可能です。

エクスネス(exness)公式は、レバレッジ制限が適用される時間帯や対象となる取引銘柄を記したメールを、毎日日本時間の9時に送付しています。

受信メールの確認方法は、MT4/MT5の「設定」→「受信トレイ」です。

「The List of Instruments Affected by High importance News」と題されたメールは、「レバレッジ制限のスケジュール」を示しています。

ただし、メールの内容は英語で書かれています。

メールに記載される情報は毎回同じパターンなので、読み方を一度理解してしまえば、その後は簡単になります。
これからその内容を一つずつわかりやすく説明していきます。

レバレッジ制限対象となる時間

表の左側にある「Start time」はレバレッジが制限される開始時刻を示し、その隣の「End time」はその制限が解除される終了時刻を表しています。

エクスネス(exness)はグリニッジ標準時(GMT+0)を基準にしています。これは、日本時間(GMT+9)と9時間の差があることを意味します。

そのため、表に記載されている時間に9時間を加えることで、日本時間に変換することができます。

exness LABでは最新マーケットニュース(主要経済指標)を日々更新しておりますので、日本時間の確認を行うことができます。

レバレッジ制限対象となる時間

次に、表の中央部分にある「Instruments」は取引される銘柄、つまり金融商品を示しています。

たとえば、表の上から2番目に位置する「trading instruments which include BTCXAG,BTCXAU」という記述は、ビットコイン/シルバー(CHF)、ビットコイン/ゴールドを含む取引銘柄がレバレッジ制限を受けることを意味しています。

必要証拠金

表の一番右側に記載されている「Margin Requirements」という項目は、取引を行うために必要な証拠金のことを指しています。

取引する銘柄によって最大レバレッジが異なるため、20%や5%、0.5%といった様々な数値が示されています。

たとえば、FXの通貨ペアや貴金属については、レバレッジが最大200倍までと制限されています。

レバレッジの制限が厳しくなると、それに伴って必要な証拠金額も増加します。これは、ポジションを持っている間の資金の移動や引き出しを困難にさせる可能性があります。予期せぬタイミングでレバレッジが制限されてしまい、資金の移動を忘れる事態は避けたいものです。そのため、どの通貨ペアに、いつレバレッジ制限が適用されるかをあらかじめ把握しておくことが重要です。