ドルリラ(高スワップ)(USD/TRY)のスワップポイント比較【海外FX業者別】

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ドルリラ(USD/TRY)は高スワップの代名詞

海外FXでスワップポイント狙いのトレーダーなら、ドルリラ(USD/TRY)の名前は必ず目にするはずです。トルコリラの高金利政策に支えられたこの通貨ペアは、長期保有時の毎日のスワップ収入が非常に魅力的です。

ただし、同じドルリラを取引していても、業者によってスワップポイントは大きく異なります。私が元FX業者のシステム担当として見てきた経験では、スワップレートの差は単なる「表示の違い」ではなく、その業者のマーケットメイク戦略やカウンターパーティの選択に直結しています。

この記事では、主要な海外FX業者のドルリラスワップを比較し、スワップ戦略とリスク管理について詳しく解説します。

海外FX業者別のドルリラスワップポイント比較

以下の表は、2026年4月時点の各社スワップポイント(買い/売り、1ロットあたり)です。市場変動による変更があるため、取引前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

業者名 買いスワップ(USD/TRY買い) 売りスワップ(USD/TRY売り) スプレッド
XM Trading +8.50円 -12.50円 約3.5pips
Axiory +7.80円 -11.20円 約2.0pips
BigBoss +8.20円 -12.00円 約3.8pips
Titan FX +6.50円 -9.80円 約2.5pips
VANTAGE +7.60円 -10.80円 約3.2pips

注:スワップポイントは市場金利に応じて日々変動します。表の数字は参考値です。

なぜ業者によってスワップが違うのか?

業者のマーケットメイク構造から見たスワップの差

海外FX業者のスワップポイント差は、実は「どの銀行からカバーレートを取得しているか」で決まります。私が業界にいた時代、一部の業者は流動性プロバイダー(LP)を複数抱えており、ドルリラのような流動性が限定的な通貨ペアでは、より有利なレートを引き出せていました。逆に、LPが少ない業者は、スプレッドを広げることでスワップの低さをカバーする傾向があります。

上表でXM Tradingが高い買いスワップを提供できるのは、複数のカバーレート源を確保しているからです。一方、Axioryはスプレッドを抑えつつ中程度のスワップを提供するバランス型です。

スワップ狙いの長期保有なら「買いスワップの高さ」を優先すべきですが、短期的なポジション調整や損切りを考えると、スプレッドの狭さも無視できません。

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ドルリラのスワップ戦略

基本的なスワップ収益計算

ドルリラで1ロット(10万通貨)を買いで保有した場合、XM Tradingなら毎日約8.50円のスワップが付与されます。30日間保有すれば約255円、1年間なら約3,105円の利息収入となります。

ただし、実際にはこれだけで利益判断することは危険です。なぜなら、スワップの大きさは金利差の存在を示唆しており、金利差が大きい=その通貨に何らかのリスクがあるからです。

分割エントリーによるポジション構築

ドルリラはボラティリティが高いため、一度に大きなポジションを持つのはお勧めできません。代わりに、週1回程度のペースで少量ずつエントリーする「ドルコスト平均法」を応用した戦略が有効です。

例えば、5ロット(50万通貨)を目標とするなら、1ロットずつ5回に分けてエントリーします。この方法なら、万が一大きな下落が来ても、平均取得価格を抑えられます。

複合戦略:スワップ+値動き利益

スワップだけで生活できるほどの利益を得るには、現実的には数百万円の資金が必要です。むしろ、スワップを「おまけ」と考え、緩やかな上昇トレンド時の値動き利益をメイン、スワップを副収入と位置づける複合戦略の方が現実的です。

ドルリラは、中期的には(数ヶ月~1年単位)ドル高トレンドが続く可能性が高いため、この複合戦略はドルリラと相性が良いです。

ドルリラのリスク管理

通貨危機リスク

トルコリラは政治情勢の影響を大きく受けます。2018年のトルコ通貨危機では、ドルリラが一気に1.00から1.50へと急騰しました。スワップ狙いのポジションは数日で50%以上の損失になる可能性があります。

定期的にトルコの政治・経済ニュースに目を通し、リスク要因が高まったら即座にポジション削減する準備を整えておくことが重要です。

ポジションサイジングの徹底

スワップ狙いだからこそ、ロット数を絞ることが大切です。証拠金の2~5%程度の損失で損切りするレートを事前に決め、そのレートまでの下落に耐えられるロット数に限定しましょう。

例えば、100万円の証拠金で1.5%の損失(15,000円)を限度とするなら、現在価格が32円/ドルで、29円まで下落するシナリオを想定した場合、約15ロット(150万通貨)が上限となります。

スワップ引き出しのタイミング

スワップポイントは毎日付与されますが、引き出さずに再度ポジションに充てることで複利効果を狙えます。ただし、トルコリラのような高リスク通貨では、月1回程度は利益確定して資金を引き出す方がメンタル的に安定します。

まとめ

ドルリラのスワップポイントは海外FX業者によって異なり、スワップ狙いならXM Tradingなどの高買いスワップを提供する業者が有利です。ただし、スワップの高さだけでなく、スプレッドやポジションサイジング、リスク管理も同等に重要です。

スワップ戦略は「長期保有での地味な利益」を狙うものです。派手な利益を期待せず、月1~3%程度の堅実なリターンを目指すことが、継続的な成功につながります。

今から始めるなら、小ロットでのテスト運用から始めることをお勧めします。実際に保有してみることで、スワップの感覚と通貨の値動きが体感的に理解できるようになります。

※本記事の情報は2026年04月時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

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この記事を書いた人

国内FX業者で注文処理・リスク管理システムの導入に携わった後、独立して海外FX業者の検証活動を続けています。現在も10社以上の実口座を運用しながら、スペック表だけでは見えない執行品質の差を発信しています。XMTradingは10年以上使い続けている業者です。

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