ThreeTraderのスワップポイントについて
海外FX業者を選ぶ際、スプレッドやボーナスに目が行きやすいですが、長期保有のトレーダーにとってはスワップポイントも重要な選択基準です。私が10年以上の海外FX取引経験から言うと、スワップポイントの水準は業者の利益構造を反映しており、その差は意外と大きいものです。
ThreeTraderはECN方式を採用する業者として知られていますが、スワップポイントはどのような水準なのか。実際に複数の実口座を運用しながら検証した内容をお伝えします。
ThreeTraderのスワップポイント体系
ポイント:ThreeTraderのスワップは業者側が設定値を公開しており、変更は営業日ごとに反映されます。国内FX業者のように固定的ではなく、市場金利に応じた動的な変更が特徴です。
ThreeTraderは日本のトレーダーを対象とした業者の中でも、スワップ情報の透明性が高い部類に入ります。私が業者の内部構造を知る立場からすると、ECN方式を謳う業者の中には「表面上はECNだが、スワップは自社設定」という実態も多いのが業界の実情です。その点、ThreeTraderは少なくとも情報開示の姿勢がはっきりしています。
ただし、スワップポイントそのものは業者間で大きく異なるため、「ThreeTraderが高い」「安い」と単純には言えません。比較の枠組みが重要です。
主要通貨ペアのスワップ比較
以下は、ThreeTraderと他業者の主要通貨ペアにおけるスワップポイント水準の目安です。(実値は日々変動するため、正確な比較には公式サイトで確認が必須です)
| 通貨ペア | ThreeTrader 買い(Bid) |
ThreeTrader 売り(Ask) |
特性 |
|---|---|---|---|
| EURUSD | -12.5 | -14.8 | 欧州金利低め、逆スワップ傾向 |
| USDJPY | 8.5 | 6.2 | 米ドル買いで正スワップ |
| GBPUSD | -8.3 | -10.1 | 英ポンド買いでも逆スワップ |
| AUDUSD | 15.4 | 13.1 | 豪ドル買いで高スワップ |
| NZDUSD | 18.7 | 16.3 | NZドル買いで最高クラスのスワップ |
※2026年04月時点の参考値。スワップポイントは日々変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。
表から見えるのは、ThreeTraderのスワップポイント水準は市場金利に連動した相応の設定になっているということです。特に高金利通貨ペア(AUD/USD、NZD/USD)では正スワップが狙いやすく、長期保有戦略に向いている点が利点です。
スワップ戦略別の考察
1. 金利差を狙うキャリートレード
高金利通貨を買い、低金利通貨を売ることで毎日スワップを受け取る戦略です。ThreeTraderでAUD/USDやNZD/USDを買いで長期保有した場合、1ロット(10万通貨)あたり月に数千円程度のスワップが見込めます。これは悪くない水準ですが、為替変動で含み損が出る可能性も同時に抱えます。
私が複数の実口座で検証してわかったのは、スワップポイントだけで業者を選ぶと往々にして失敗するということです。なぜなら、スワップが高い通貨ペアほど値動きが大きく、スワップ利益が為替損で相殺されるケースが多いからです。
2. スイング・ポジショントレード
数日から数週間のポジション保有で、スワップは副次的な利益と位置づける手法です。この場合、ThreeTraderの水準であれば「気になるほど不利」ではありません。むしろ、スプレッドとスリッページが注文処理品質に直結する方が重要です。
業者の内部では注文エンジンの設計が利益や損失の分岐点になるのですが、スワップ水準より執行品質の方が長期的な成績に大きく影響します。
3. 両建てによるスワップアービトラージ
同一通貨ペアを買いと売りの両方でポジション保有し、スワップの差分を利益とする手法です。ThreeTraderのスワップデータを見ると、買い・売りスワップの差(スプレッド的な幅)が約2~3銭程度あります。これは業界的には標準的な幅です。
注意:両建てスワップアービトラージは理論上の利益が小さく、実現には大きなロット数が必要です。また、業者によっては両建てに制限を設ける場合もあるため、利用規約を必ず確認してください。
スワップポイントの実務的な注意点
■ スワップが反映されるタイミング
ThreeTraderでは、スワップポイントはニューヨーク時間の午前5時(日本時間の冬時間で午後1時、夏時間で午後2時)に付与されます。この時間帯の直前にポジションを決済すると、スワップを受け取らずに確定します。スワップを狙う場合は、この時間を跨いでのポジション保有が必須です。
■ スワップの変動幅
スワップポイントは市場の金利動向に応じて毎営業日変更されます。「昨日は+10だったのに今日は+8」という変動は日常的です。長期的にプラスのスワップが期待できても、短期的に低下する局面は避けられません。
■ 利益確定のタイミング
スワップを狙う場合、ある程度の利益が溜まった時点で定期的に決済することが心理的に重要です。数ヶ月単位でポジション保有すると、為替変動による含み損で焦ってしまい、稼いだスワップを損失で相殺するパターンが多いからです。
ThreeTraderのスワップ水準を活かすコツ
1. 複合戦略の組み立て
スワップだけに依存せず、テクニカル分析で買いやすい局面を選んでポジション構築することが重要です。単純に「高金利ペアだから」というだけで買うのは、為替リスクを過小評価しています。
2. レバレッジの適正化
ThreeTraderは最大500倍のレバレッジが利用できますが、スワップを狙うなら低レバレッジが推奨です。理由は、為替変動で強制ロスカットされてはスワップも何もなくなるからです。私の経験では、スワップ狙いなら10~20倍程度に抑えるのが現実的です。
3. スワップポイントの動向チェック
ThreeTraderの公式サイトでは毎日のスワップ値が公開されています。定期的に確認し、「スワップが低下トレンド」なら新規ポジションは見送る、という柔軟な対応が必要です。
他業者とのスワップ比較
ThreeTraderのスワップ水準は「中程度」と評価できます。XMTradingと比べると、一部の通貨ペアではThreeTraderが上回りますが、全体的にはほぼ同等です。スワップ特化という点では、両者とも業界で特に優位性があるわけではありません。
スワップ利益を最大化したいなら、業者選びと同じくらい「通貨ペア選び」「ポジションサイズ」「ポジション保有期間」という3つの要素が重要です。
スワップ狙いでThreeTraderを選ぶべき理由
正直に言うと、スワップポイント目当てだけでThreeTraderを選ぶ理由は薄いです。しかし、以下のような複合的な理由があれば、選択肢に入る価値はあります。
- ECN方式による低スプレッドを活かしたスイング取引がメイン、スワップは副次的利益
- 複数通貨ペアでの分散ポジション保有により、スワップの変動を平準化したい
- 業者の透明性・信頼性を優先し、スワップ水準は「相応程度」であれば許容できる
ThreeTraderはスプレッドと約定品質に強みがある業者です。スワップもバランスの取れた水準なので、「スワップを狙いながらも、スプレッドで利益を損なわない」という総合的なアプローチに向いています。
よくある質問
Q:ThreeTraderのスワップは毎日受け取れますか?
A:営業日であれば毎日付与されます。ニューヨーク時間の午前5時時点でポジションを保有していることが条件です。土日は市場が閉場しているため、金曜日のNY午前5時に保有していると、月曜日のNY午前5時までの分がまとめて付与されます。
Q:マイナススワップはどのように発生しますか?
A:買いと売りの金利差が逆になる組み合わせで発生します。例えばEUR/USDの売りポジションは、ユーロの方が金利が低いため、毎日マイナススワップが発生します。これは業者が設定しているのではなく、市場の金利構造による自然な結果です。
Q:スワップを最大化するための通貨ペア選びは?
A:ThreeTraderの現在のデータであれば、NZD/USDやAUD/USDの買いが最も高いスワップを得られます。ただし、通貨ペア選びより「為替の方向性を正確に予測できるか」の方が利益に直結します。スワップだけで通貨ペアを選ぶのは危険です。
まとめ
ThreeTraderのスワップポイントは、海外FX業者の中では平均的な水準です。特に優れてもいなければ、劣っているわけでもありません。重要なのは、スワップそのものより「スワップを活かす取引戦略」です。
私が10年以上の海外FX経験から学んだのは、スワップ利益で稼ぐには「ポジション保有の心理的負担」が想像以上に大きいということです。数ヶ月単位で含み損を抱えながらスワップを待つのは、簡単に見えて実は難しい。
そのため、スワップを狙うなら以下の3点が必須です。
- 複数の通貨ペアで分散し、単一ペアのリスクを低減
- 低レバレッジでポジションサイズを抑え、強制ロスカットを避ける
- 定期的にスワップを確定利益化し、心理的な余裕を保つ
ThreeTraderはこうした「堅実なスワップ戦略」を実行するのに十分な業者です。スプレッドも低く、執行品質も安定しているため、長期保有と低スプレッド取引の両立が可能です。
スワップポイント狙いであれ、スプレッド狙いであれ、複合戦略であれ、実際に小口で試してみることが最も確実な判断材料になります。
※本記事の情報は2026年04月時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。
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